米外為市場サマリー:米労働市場の底堅さを受け一時159円80銭台に上伸
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3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=159円67銭前後と前日と比べて7銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=183円88銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高だった。 米労働省が3日発表した3月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月から17万8000人増え、失業率は4.3%と前月から0.1ポイント低下した。米労働市場の底堅さが示されたことを受け、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が後退するなか、米長期金利が上昇するとともにドル買いが流入。中東情勢の先行き不透明感からエネルギーを輸入に頼る日本の貿易赤字が拡大するとの見方も引き続き円の重荷となり、ドル円相場は一時159円81銭まで上伸した。ただ、この日は欧米などがグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で模様眺めムードが広がりやすいことからドル買いは続かず。片山さつき財務相が3日夜のインターネット番組で「単なる普通の為替相場の投機筋を超えて、石油という御し難いものに引っ張られている」「必要があれば伝統的、非伝統的手法、法的にできることはすべてあり得るということはあっていい」と述べ円安進行を牽制したことも上値の重さにつながったようだ。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1519ドル前後と前日と比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS