話題株ピックアップ【昼刊】:大阪チタ、QPSHD、ワークマン

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■大阪チタ <5726>  2,733円   +105 円 (+4.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が続急伸、全般波乱展開の地合いの間隙を駆け上がり、一時258円高の2886円まで上値を伸ばす場面があった。中東情勢を巡るトランプ米大統領の演説内容を受け、株式市場は再びリスク回避ムードが強まり、日経平均は一時5万3000円台を割り込むなど乱高下する展開を余儀なくされている。早期のイラン停戦への思惑が後退するなか、防衛関連への資金シフトが足もとで進んでいる。そのなか、高品質のスポンジチタンで世界屈指の存在である同社には、「航空分野(戦闘機、無人機、ミサイル)などで高度な耐久性と軽量化に強みを持つチタン需要が高まるとの思惑が同社株にホットマネーを誘導している」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されていた。2007年の3月につけた上場来高値が1万5060円(修正後株価)と天井が高いことも大相場への思惑を醸成する背景となっているようだ。

■QPSホールディングス <464A>  2,317円   +85 円 (+3.8%)  11:30現在
 QPSホールディングス<464A>、アストロスケールホールディングス<186A>、アクセルスペースホールディングス<402A>など宇宙開発関連が軒並みカイ気配スタートで急上昇している。米東部時間1日午後(日本時間午前7時40分ごろ)、米航空宇宙局(NASA)が南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから月探査ロケットを打ち上げた。人類の月面再訪を目指す「アルテミス計画」の一環で、今回のミッションでは月面着陸は行わないものの、有人月探査はおよそ半世紀ぶりということで注目度も高かった。打ち上げについては成功しており、今後は約10日間にわたる月周回ミッションを遂行し、地球に帰還する。ロケットの打ち上げ成功を受けて東京市場では、宇宙関連ベンチャーを中心に投資資金の攻勢が加速している。

■ワークマン <7564>  6,530円   +170 円 (+2.7%)  11:30現在
 ワークマン<7564>は大幅高で3日続伸している。1日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比22.7%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。テレビCMなどの販促効果により、リカバリーウェアが好調に推移し売り上げを牽引。また、気温の上昇に伴いカジュアルウェアを中心に春夏商品も順調に立ち上がった。なお、全店売上高は同28.4%増だった。

■三菱重工業 <7011>  4,710円   +120 円 (+2.6%)  11:30現在
 三菱重工業<7011>が一時286円高の4876円まで買われたほか、IHI<7013>が続伸歩調。また、東京計器<7721>も反騰加速、グロース市場では高機能な防衛アセットを提供し次世代防衛基盤構築に貢献する方針を旗幟鮮明としたTerra Drone<278A>が一時ストップ高の5200円に買われるなど、防衛関連株への再攻勢が際立っている。中東情勢への懸念はひと頃より和らいではいるが、世界的な地政学リスクの高まりを背景に、防衛費拡大の流れは不可逆的なものとなっている。日本も日米同盟の連携強化を念頭に防衛力増強の動きにあり、高市政権下で2026年度の防衛予算案は米軍再編関連費も合わせると初めて9兆円を上回っている。防衛省との取引額で群を抜く三菱重を筆頭に、関連企業の収益機会が高まっているという見方が、改めて仕切り直しの買いを引き寄せている。

■Synspective <290A>  1,182円   +24 円 (+2.1%)  11:30現在
 Synspective<290A>は大幅続伸。1日取引終了後、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が推進する「令和8年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証(要件:広域)」に採択されたと発表した。この案件は各省庁でSARデータを本格的に利用拡大していくため、小型SAR衛星コンステレーションを用いて行政実務利用の観点から有効性・実用性の検証などを行う内閣府の実証事業。落札金額は3億7000万円(税抜き)。契約期間は4月1日~来年3月31日。これが材料視されているようだ。

■コメリ <8218>  3,610円   +65 円 (+1.8%)  11:30現在
 コメリ<8218>が続伸している。1日の取引終了後に発表した3月度の月次売上動向で、既存店売上高が前年同月比5.7%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。気温の上昇に伴い、除草剤や防草シートなどの雑草対策用品、肥料や農薬などの農業資材の販売が堅調に推移した。また、中東情勢の影響から、紙類などの生活必需品や塗料、混合ガソリンなどの石油由来商材を早めに確保しようとする動きもみられた。なお、全店売上高は同6.6%増だった。

■ミライニHD <546A>  1,803円   +32 円 (+1.8%)  11:30現在
 旧佐鳥電機と旧萩原電気ホールディングスが経営統合したMIRAINIホールディングス<546A>が大幅高している。1日の取引終了後に27年3月期第1四半期に負ののれん発生益88億円程度を特別利益として計上する見込みと発表したことが好材料視されている。

■中外製薬 <4519>  9,096円   +96 円 (+1.1%)  11:30現在
 中外製薬<4519>が続伸している。米イーライ・リリーが1日、経口肥満症治療薬「ファウンダヨ(一般名オルホルグリプロン)」について、米食品医薬品局(FDA)が承認したと発表した。オルホルグリプロンについては中外薬が創製し、イーライ・リリーが開発を進めてきた。1日の米株式市場においてイーライ・リリー株は3%を超す上昇で取引を終了しており、中外薬の株価の支援材料となった。中外薬も日本時間2日、ファウンダヨに関してイーライ・リリーがFDAによる承認を発表していると公表している。

■JKホールディングス <9896>  1,494円   +13 円 (+0.9%)  11:30現在
 JKホールディングス<9896>が続伸している。この日、サッシやガラスの加工・販売を行う調布ハウジング(東京都調布市)の全株式を5月1日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。今回の子会社化は、多摩エリアにおける事業基盤の拡充とグループ相乗効果による更なるサービスの提供を図るのが狙い。取得価額は非開示。なお、業績に与える影響は軽微としている。

■キリンホールディングス <2503>  2,625円   +22.5 円 (+0.9%)  11:30現在
 キリンホールディングス<2503>が3日続伸している。同社は2日、米国のバーボン・ウィスキーブランド「フォアローゼズ」の売却を完了したと発表した。売却により「その他の営業収益」として290億円程度を計上する見込み。最終的な影響額については現在精査中としている。1日にはワインの一部商品の出荷価格を改定するとも発表しており、これらが株価の支援材料になったようだ。フォーローゼズの売却完了日は米国太平洋時間1日で、売却先は米ワイン大手のE.&J.ガロワイナリー。キリンHD傘下のメルシャンによるワイン出荷価格の改定日は9月1日で、国内製造ワイン「ビストロ」や「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」、輸入ワイン「フロンテラ」など約30品目が対象。現行出荷価格に対して1~8%値上げする。

■アドバンテスト <6857>  21,200円   -1,300 円 (-5.8%)  11:30現在  東証プライム 下落率9位
 アドバンテスト<6857>が反落している。1日の取引終了後、ユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決議したと発表した。2031年満期のCBで米国を除く海外向けに発行する。発行価額の総額は1000億円。アドテストは調達した資金を半導体テスターの生産能力の増強やテスター需要の対応のための在庫確保、次世代テスト・ソリューションの開発などに充てる。1日現在の自己株式を除く発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は0.38%になる見込み。同社株は前日に急騰していたこともあって、2日は利益確定目的の売りが優勢となっている。

■MCJ <6670>  2,193円   -126 円 (-5.4%)  11:30現在
 MCJ<6670>が4日ぶりに大幅反落した。同社は2月6日、米投資ファンドのベインキャピタルと組み、MBO(経営陣が参加する買収)の実施を発表。ベインキャピタル運営のビーシーピーイー メタ ケイマンが買付価格1株2200円で非公開化を目的としたTOB(株式公開買い付け)を実施している。MCJの株価がTOB価格を上回って推移してきたことを受け、ベインキャピタル側が4月1日の取引終了後、TOB価格を引き上げる意向はなく、7日までの買付期限を延長する予定もないと発表した。これを受け、TOB価格引き上げを巡る思惑が後退し、売りが促される形となった。ベインキャピタル側はTOB価格について、MCJや同社が設置した特別委員会との間における複数回にわたる協議を重ねて決定した価格であり、一般株主の利益を十分に配慮した価格であると主張している。

■Lドリンク <2585>  1,433円   -6 円 (-0.4%)  11:30現在
 ライフドリンク カンパニー<2585>は5日ぶりに反落している。1日の取引終了後、食品や飲料を製造・販売するアイリスオーヤマ(仙台市青葉区)による株式保有比率が7.70%から8.70%に上昇したことが明らかになった。Lドリンクの株価は寄り付きで上昇したものの、直近の株価上昇で短期的な過熱感が高まったこともあり、利益確定売りが優勢になっている。東北財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は3月25日。保有目的は「純投資」としている。アイリスオーヤマによるLドリンク株式の保有比率については、3月31日に6.15%から7.70%へ増加したと公開されていた。

■HPCシステムズ <6597>  2,098円   +400 円 (+23.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 HPCシステムズ<6597>がストップ高の2098円でカイ気配となっている。1日の取引終了後に、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)用サーバー一式に関する大口受注を獲得したと発表したことが好感されている。今回受注した案件は複数のプロジェクトで構成されており、受注金額は合計で138億円。27年6月期及び28年6月期にプロジェクトの進捗に応じて順次売り上げを計上する。

■ワシントンホテル <4691>  1,677円   +300 円 (+21.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ワシントンホテル<4691>は物色人気を集めている。アパホールディングス(東京都港区)が1日付で関東財務局に大量保有報告書を提出し、ワシントンHの大株主に浮上したことが判明した。報告書によると、共同保有者であるアパホテル(東京都港区)、アパリゾート(同)の2社の持ち分をあわせ、合計5.08%を市場内外で取得したという。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は3月25日。これを受けて思惑的な買いが広がっているようだ。

●ストップ高銘柄
 イーグランド <3294>  2,816円   +500 円 (+21.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 ビーマップ <4316>  387円   -80 円 (-17.1%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

株探ニュース

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