マスカットG、今期売上を8%下方修正
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MUSCAT GROUP <195A> [東証G] が3月31日大引け後(19:00)に業績修正を発表。26年3月期の連結売上高を従来予想の44.7億円→41億円(前期は29.8億円)に8.3%下方修正し、増収率が49.7%増→37.3%増に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結売上高も従来予想の28.6億円→24.9億円(前年同期は17.8億円)に12.9%減額し、増収率が60.0%増→39.4%増に縮小する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高につきましては、2025 年 10 月に連結子会社となった株式会社かならぼにおいて、主要販売チャネルであるバラエティストア等の小売市場における競争激化や消費動向の変化といった市場環境の悪化を受け、販売実績が前回発表予想を下回る推移となりました。加えて、ブランドパートナー領域においても、クライアント企業の広告宣伝費抑制やマーケティング戦略の内製化加速に伴う受注案件の減少など、厳しい事業環境の影響を大きく受けた結果、売上高は前回発表予想を 370 百万円(8.3%)下回る 4,100 百万円となる見込みです。 調整後 EBITDA につきましては前回発表予想を 440 百万円下回る△90 百万円となる見通しです。この背景には、減収による影響、原材料費及び物流コストの高騰、さらには為替変動の影響等が利益を圧迫したことが挙げられます。また、株式会社かならぼにおいても、今後の販売戦略に基づき回転率の低い在庫 58 百万円(2025 年 12 月末時点)について、将来の収益性低下を未然に防ぐための先んじた評価損を計上しております。 調整後当期純利益につきましては、関係会社株式売却益の特別利益計上に加えて、株式会社 RiLi ののれん減損及び事業撤退損の特別損失を控除することにより前回発表予想を 116 百万円(53.2%)上回る334 百万円となる見込みです。事業撤退損においては、来期以降の収益性を抜本的に改善させるため、不採算事業の整理及び在庫の健全化に係る一過性のコストを今期に集中して計上しております。撤退を決定したブランドのうち、「JUDIN」12 百万円及び「HICAT」3百万円(いずれも 2026 年1月末時点)を含む在庫処分を断行いたしました。 今回の施策は、当社グループが推進する「ニッチトップ戦略」に基づき、不採算領域からの撤退を進めるとともに、経営資源を高成長・高収益領域へと大胆にシフトすることを目的として実施したものです。これら一連の構造改革により、将来にわたる不透明なリスクや負の遺産については、今期中に解消いたしました。 来期におきましては、為替変動に伴う原材料費および物流費の高騰に対し、商品価格への適切な転嫁を図るとともに、粗利率の高い販路における売上拡大に向けた施策を着実に推進してまいります。また、販売費及び一般管理費においては、広告費の最適化およびコーポレート業務への AI 活用を通じた外注コストの削減を進め、収益性のさらなる向上に努めてまいります。 これにより負担となるコストを排除した、より筋肉質で強固な収益構造へと転換し、成長軌道への回帰と持続的な企業価値向上を確固たるものにしてまいります。 なお、来期以降の具体的な事業計画につきましては、本日公表いたしました「VISION2029~中期経営計画~」に詳細を記載しておりますので、併せてご参照ください。