前週末27日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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材料

■FPG <7148>  1,772円 (-165円、-8.5%)

 東証プライムの下落率トップ。FPG <7148> [東証P]が続急落。26日取引終了後、26年9月期連結業績予想について売上高を1305億円から828億7600万円(前期比36.1%減)へ、営業利益を304億円から231億5700万円(同8.9%減)へ下方修正すると発表した。配当予想も125円40銭から92円70銭(前期130円40銭)に減額する。リースファンド事業は堅調な一方、昨年12月に「令和8年度税制改正大綱」が公表された影響で国内不動産ファンド事業が想定を下回る見通しとなった。税制改正によって不動産小口化商品の税務上のメリットが大幅に減少する可能性があるため、投資家保護の観点から第1四半期に同商品の新規販売を一時停止するなどしたという。

■乾汽船 <9308>  1,509円 (-104円、-6.5%)

 乾汽船 <9308> [東証S]が続急落。26日取引終了後、26年3月期連結業績予想について純利益を8億5000万円から5億5800万円(前期比88.9%減)へ下方修正すると発表した。配当予想も10円13銭から6円65銭(前期76円)に減額した。不動産事業で当初再開発による建て替えを計画していた「プラザ勝どき」について、リノベーションを中心とした活用方針へ見直すこととしたため。建て替えを前提に計上していた基本設計業務費などの建設仮勘定を減損処理した。このほか、来年度からの3カ年にわたる「中期経営計画 あしたも元気」を策定したとあわせて発表した。2030年代以降にハンディ船の需給が逼迫するとの想定のもと、船隊整備に取り組んでいく方針などを示した。最終年度となる29年3月期の目標値として売上高347億~452億円、営業利益38億~110億円を掲げた。

■ダイセル <4202>  1,284.5円 (-64円、-4.8%)

 東証プライムの下落率8位。ダイセル <4202> [東証P]が続落。26日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を5830億円から5760億円(前期比1.8%減)へ、純利益を500億円から100億円(同79.8%減)へ下方修正すると発表した。販売数量の減少や一部プラントでのトラブル発生による影響を織り込んだ。現在建設中の新規プラントにおける減損損失の計上も響く見通し。

■ローム <6963>  3,237円 (-139円、-4.1%)

 ローム <6963> [東証P]が4日ぶり大幅反落。日本経済新聞電子版が26日、「ロームと東芝、三菱電機の3社が、電気自動車(EV)やデータセンターの電力制御に使うパワー半導体事業の統合交渉を始める」と報じた。統合の形態や出資比率などは今後の協議で詰めるという。報道を受け、ロームは27日朝方にコメントを発表。「パワー半導体を含む半導体事業の競争力強化に向けて、様々な検討を行っていることは事実だが、現時点で新たに決定した事項はない」とした。ロームを巡っては、今月初めにデンソー <6902> [東証P]から買収提案を受けていることが明らかとなり、株価を急上昇させた経緯がある。今回の報道を受け、デンソーによるTOBを期待していた向きの売りを誘ったようだ。

■アドテスト <6857>  22,070円 (-895円、-3.9%)

 アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅安で続落。ディスコ <6146> [東証P]など半導体製造装置関連が下落したほか、売買代金トップ常連で半導体セクターの指標株ともなっているキオクシアホールディングス <285A> [東証P]も同様に大きく下値を探る展開となった。前日の米国株市場ではハイテク株中心に売られ、特にエヌビディア  やサンディスク  など半導体関連への売りが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.8%安と急落、大陰線で75日移動平均線を下抜けており、にわかにリスク回避ムードが高まっている。これを受けて、東京市場でも時価総額の大きい半導体主力銘柄を中心に持ち高を減らす動きに拍車がかかった。

※27日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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