話題株ピックアップ【夕刊】(1):住石HD、群馬銀、カドカワ
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■住石ホールディングス <1514> 1,009円 +150 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値 住石ホールディングス<1514>が全般リスクオフ相場に抗して急反騰。26日取引終了後、同社の連結子会社である住石マテリアルズが保有する、豪州の炭鉱会社(ワンボ炭鉱)発行のBクラス株式(配当優先など特別な権利設計の株式)について、25年12月期下期の配当金を受領したことを発表した。受領金額は日本円で12億1000万円としている。なお、直近まで同社の26年3月期の最終利益は16億円予想となっていた。今回の配当金受領に関して会社側では業績への影響は現在精査中としているが、収益押し上げ効果への期待が投資マネーの食指を動かす格好となった。 ■名古屋銀行 <8522> 6,340円 +830 円 (+15.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 名古屋銀行<8522>が売買再開後に急騰。27日午前11時45分、名古屋銀はしずおかフィナンシャルグループ<5831>と経営統合することで基本合意したと発表した。2028年4月1日をメドに、しずおかFGを親会社、名古屋銀を子会社とする株式交換を行う方向で協議を進める。名古屋銀に対しては株式交換比率を巡る思惑をもとにした買い注文が集まっている。しずおかFGは上げ幅を拡大した。しずおかFG傘下の静岡銀行と名古屋銀は22年4月に「静岡・名古屋アライアンス」を締結し、双方の経営資源を活用した連携に取り組んできた。経営統合を通じて首都圏から中京圏にいたる広域での営業体制を構築。システム投資や戦略的投資についても強化を図る。発表に先立ち経営統合に関する報道があったことを受け、東京証券取引所は同日午前10時38分から午後0時00分まで名古屋銀の株式売買を一時停止した。 ■群馬銀行 <8334> 2,282円 +151.5 円 (+7.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位 群馬銀行<8334>が急反発。群馬銀と第四北越フィナンシャルグループ<7327>は26日の取引終了後、株式交換による経営統合に関して最終合意したと発表した。群馬銀1株に対し、第四北越FG1.125株を割り当て交付する。群馬銀に対しては株式交換比率をもとに算出される理論株価を意識した買いが入ったようだ。群馬銀は2027年3月30日に上場を廃止する予定。同年4月1日付で株式交換を実施する。統合後の社名は群馬新潟フィナンシャルグループとし、本店を東京都千代田区に置く。 ■サクサ <6675> 6,790円 +440 円 (+6.9%) 本日終値 サクサ<6675>が急反発した。同社は26日の取引終了後、27年3月期までの配当方針を発表した。26年3月期の期末配当予想については、これまで普通配当70円と特別配当55円の合計125円としていたが、特別配当を65円増額して合計で190円に引き上げる。年間配当予想は特別配当170円を含めて305円となる。更に、27年3月期の年間配当は特別配当235円を含めて370円とする方針を示し、株主還元の強化を好感した買いが集まった。不動産売却で得られた資金について、成長戦略や投資の方針などを踏まえつつ、適切な範囲で株主に早期に還元し、資本効率の向上を図ることが企業価値の向上につながると判断した。27年3月期は中間が普通配当65円と特別配当115円の合計180円、期末が普通配当70円と特別配当120円の合計190円を計画する。28年3月期以降の配当方針については、今年6月5日に発表予定の新たな中期経営計画で公表する予定という。 ■ULSグループ <3798> 520円 +30 円 (+6.1%) 本日終値 26日に発表した「日本総研とパートナーシップ」が買い材料。 日本総合研究所とAIを核とするデジタル変革の推進に向けた包括的パートナーシップを締結。 ■KADOKAWA <9468> 3,825円 +201 円 (+5.6%) 本日終値 26日に発表した「オアシスが株式買い増し」が買い材料。 香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが26日付で変更報告書を提出。オアシスマネジメントのカドカワ株式保有比率は10.0%→11.85%に増加した。 ■ワンキャリア <4377> 1,890円 +93 円 (+5.2%) 本日終値 ワンキャリア<4377>が大幅反発。26日の取引終了後に、高校生向けに進学サポートや就職サポートを提供するゼロワンブレイン(京都市中京区)の全株式を7月31日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。今回の子会社化により、高校生時の進路選択から大学入学後のキャリア形成、就職活動に至るまで、学生のキャリアパスを中長期的に一気通貫でサポートする体制が整うことになるほか、ワンキャリアの事業子会社であるキッズ・コーポレーションが保有する全国の高校・大学・短期大学・専門学校との強固なネットワークや高校生の進路選択に関するデータを活用することで、クライアント企業及び教育機関と学生ユーザーの最適なマッチングを加速させることが期待されている。取得価額は非開示。なお、26年12月期業績への影響は精査中としている。 ■橋本総業HD <7570> 1,442円 +64 円 (+4.6%) 本日終値 橋本総業ホールディングス<7570>が反発。この日、アイナボホールディングス<7539>と経営統合に関する検討を開始すると発表しており、好材料視された。両社はともに住宅設備機器の販売などを手掛けているが、互いの強みである「管材・設備流通」と「内外装・住宅設備領域における販売・施工機能」を融合させることで、商材・販路の補完関係を構築し、住環境インフラにおける総合的な競争力を強化することが狙い。経営統合や具体的な方法、統合比率、新会社の名称・所在地などの詳細については、今後協議するとしている。 ■INPEX <1605> 4,900円 +213 円 (+4.5%) 本日終値 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>は続伸。26日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比4.16ドル高の1バレル=94.48ドルと上昇した。イランは米国の和平案について受け入れを拒否し、停戦まで時間がかかるとの見方が強まった。また、イエメンの親イラン武装組織のフーシーが米イスラエルとの戦争に参加する用意がある、と報じられた。フーシーの攻撃により、紅海を通じての国際海運と貿易に混乱が引き起こされる可能性が警戒されている。 ■帝国ホテル <9708> 1,645円 +62 円 (+3.9%) 本日終値 帝国ホテル<9708>が上げ幅を拡大し昨年来高値を更新した。午後2時ごろに26年3月期の連結業績予想について、営業利益を16億円から20億円(前期比25.8%増)へ、純利益を20億5000万円から24億円(同7.2%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を4円から5円へ引き上げたことが好感された。売上高は561億円(同6.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、適切な原価コントロールや経費内容の精査、更なる生産性向上の推進に取り組んだことが寄与する。なお、配当予想の増額は今年3月5日に30年ぶりの新規ホテルとなる「帝国ホテル 京都」が開業したことを記念して記念配当1円を実施するためで、年間配当予想は7円(前期6円)となる。 株探ニュース