前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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■ココペリ <4167>  358円 (+80円、+28.8%) ストップ高

 ココペリ <4167> [東証G]がストップ高。同社は26日午前9時ごろ、4月以降にサービス開始を予定する海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL(ビッグアドバンスグローバル)」が、みずほ銀行に導入されることが決まったと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。ビッグアドバンスグローバルは、日本企業と海外企業が国境や言語の垣根を越えて出会い、ビジネスの可能性を広げるための新サービス。両社が提供に関する正式契約を締結したことで、みずほ銀及び同行の顧客が利用することが可能になるほか、同サービスを将来的にASEAN地域に拡大する計画を進めるとしている。

■リファバスG <7375>  1,387円 (+300円、+27.6%) ストップ高

 リファインバースグループ <7375> [東証G]がストップ高。イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖により、石油化学製品の原料となるナフサの調達難が懸念されるなか、廃プラスチックごみから再生プラスチック素材を生み出す同社に代替需要への期待が高まったもよう。なお、同社は2月26日に三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]傘下の三菱UFJ銀行、及び三菱ケミカルグループ <4188> [東証P]とオフィスから排出される使用済みプラスチックの再資源循環に向けた覚書を締結したことを明らかにしている。

■J・TEC <7774>  749円 (+100円、+15.4%) ストップ高

 ジャパン・ティッシュエンジニアリング <7774> [東証G]がストップ高。26日午前11時ごろ、皮膚欠損の治療を目的とする医療機器「Allo-JaCE03」(アロジェイスゼロスリー)について、厚生労働省へ製造販売承認申請を行ったと発表しており、材料視した買いが流入した。J・TECによると、他家細胞を原材料とした乾燥培養表皮の製造販売承認申請は今回が世界初の事例になるという。同製品は生きた細胞を含まず、室温での輸送や長期保存が可能。医療機関に保管しておくことで、熱傷などの緊急を要する皮膚欠損の治療に迅速に対応できるようになる。

■ウィルスマ <175A>  750円 (+100円、+15.4%) ストップ高

 Will Smart <175A> [東証G]がストップ高。25日の取引終了後に中期経営計画を発表しており、内容をポジティブに受け止めた投資家の買いが優勢となった。30年12月期に売上高を30億円(25年12月期は8億500万円)、営業利益を3億5000万円(同2億8300万円の営業赤字)とする目標を掲げた。交通系に強みを持つDX支援企業のウィルスマは取引社数を30年度に25年度の3倍以上に拡大させ、自社のパッケージ商品群による売上比率を25年度の約30%から70%に高める計画。ストック売上高の拡大とともに原価率・販管費率の低減を進め、高収益モデルを確立する。

■システムディ <3804>  1,790円 (+236円、+15.2%)

 システム ディ <3804> [東証S]が3日続急騰。同社は25日の取引終了後、4月30日を基準日として5月1日付で1株を3株に分割すると発表。流動性向上を期待した投資家の買いが優勢となった。26年10月期の期末一括配当予想については、株式分割前の水準で従来の見通しから1円増額して33円(前期は28円)に増額した。株式分割を考慮した水準で期末一括配当予想は11円となる。

■Jディスプレ <6740>  81円 (+10円、+14.1%)

 東証プライムの上昇率トップ。ジャパンディスプレイ <6740> [東証P]が続急騰。化学工業日報が26日、米マイクロン・テクノロジー  によるJディスプレ茂原工場の買収交渉について報じており、材料視されたようだ。

■ミナトHD <6862>  2,488円 (+291円、+13.3%)

 ミナトホールディングス <6862> [東証S]が3日続急騰。同社は25日の取引終了後、26年3月期の業績予想を上方修正すると発表。これを評価した買い注文が集まった。今期の売上高予想は従来の見通しから33億円増額して334億3000万円(前期比36.2%増)、経常利益予想は8億6100万円増額して36億4900万円(同6.3倍)、最終利益予想は3億4500万円増額して20億3400万円(同5.5倍)に引き上げた。メモリー価格が上昇し、デジタルデバイスセグメントの業績を押し上げる。

■武蔵精密 <7220>  2,893円 (+268円、+10.2%)

 東証プライムの上昇率2位。武蔵精密工業 <7220> [東証P]が3日続急騰。26日、米運用会社のグランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー(GMO)が武蔵精密の株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いを誘った。同日に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.11%。報告義務発生日は18日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうる」としている。

■野村マイクロ <6254>  3,185円 (+277円、+9.5%)

 東証プライムの上昇率3位。野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証P]が3日続急伸。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI市場の急成長に伴うAI半導体需要を背景に収益環境に吹く追い風は強い。26年3月期については半導体関連の大型案件の剥落が売上高と利益の大幅減少を招いたが、これは構造的な需要剥落ではなく端境期に当たったもので、27年3月期はV字回復以上の伸びで売上高、利益ともに切り返す可能性が指摘されている。また、株式需給面でも貸株市場を経由した機関投資家のショートポジションが、ノムラ・インターナショナルやバークレイズ・キャピタルなどの手口で高水準に積み上がっており、この買い戻し圧力が株価の急騰力を増幅させている面もあるようだ。

■酉島 <6363>  2,948円 (+174円、+6.3%)

 東証プライムの上昇率8位。酉島製作所 <6363> [東証P]が3日続急伸。フシ目の3000円に接近し、2024年10月以来、およそ1年5ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は国内ポンプ大手で海外展開を強化しており、砂漠地帯にあり海水の淡水化需要がある中東で数多くの実績を構築してきた。イランを巡る軍事衝突では同国の水インフラが被害を受けたとの報告があるほか、攻撃によるインフラ面での被害は中東諸国に拡大している。今後の中東地域における復興需要が酉島に対して中期的な収益押し上げ効果をもたらすとの思惑が台頭し、物色人気化につながったようだ。

■Gモンスター <157A>  1,166円 (+63円、+5.7%)

 グリーンモンスター <157A> [東証G]が3日ぶり急反発。同社は25日、大学生を対象とした金融教育 の普及に向けた新たな学習機会の創出を目的に、ODKソリューションズ <3839> [東証S]との協業を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この協業は、若年層への金融教育の重要性が高まるなか、両社の強みを生かした取り組みを推進することが目的。協業の第1弾として、大学新入生を対象に将来のお金への不安の軽減と金融リテラシー向上を図る「体験型金融教育プログラム」を実施するとしている。

■INPEX <1605>  4,687円 (+243円、+5.5%)

 INPEX <1605> [東証P]が急反発。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]が反発した。25日の米原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限の清算値(終値に相当)が前日24日比2.03ドル安の1バレル=90.32ドルだった。米国がイランに和平案を提示したとの報道で25日朝には一時、86ドル台まで値を下げる場面があった。ただ、イランが米国の提案を拒否し、ホルムズ海峡におけるイランの主権を認めることなどを主張したと伝わると、原油価格は90ドルを回復した。イラン戦争の展開を巡り情報が錯綜するなか、日本時間午前9時時点の時間外取引ではWTIは91ドル近辺とやや値を上げて推移している。これを受け、INPEXなどは買い先行の展開となった。

■サムコ <6387>  8,620円 (+370円、+4.5%)

 サムコ <6387> [東証P]が大幅高で3日続伸。電子デバイス関連の製造装置を幅広く手掛けており、特に化合物半導体(次世代パワー半導体)を中心としたオプトエレクトロニクス分野での技術力は一頭地を抜いている。ナノレベルの薄膜形成や微細加工などでニッチトップの実力を遺憾なく発揮するが、近年ではAIデータセンター向け光通信用デバイスの製造プロセスで同社商品に対する引き合いが活発だ。波状的な買い攻勢が続くなか、今月17日に野村証券が提出した変更報告書によると、共同保有の形で保有割合を8%超の水準まで買い増している。保有目的は「証券業務による保有」としており市場では「隠れた投資主体が存在する可能性を示唆しており、これも株高思惑を助長したようだ」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。

■A&AM <5391>  1,418円 (+53円、+3.9%)

 エーアンドエーマテリアル <5391> [東証S]が大幅高で3日続伸。25日取引終了後、220万株(自己株式を除く発行済み株数の28.36%)を上限に26日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。買い付け価格は25日終値の1365円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、A&AMは予定通り買い付けを実施し、215万株を取得した。

■東映アニメ <4816>  2,654円 (+79円、+3.1%)

 東映アニメーション <4816> [東証S]が大幅高で3日続伸。大和証券は25日、同社株の投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は3000円(従来3400円)とした。「徐々に主力IP(知的財産)のポジティブな話が増える」と予想。端境期だった26年3月期に比べ27年3月期は主力IPの成長に期待している。来期は「ワンピース」IPがネットフリックス  でのドラマ放送の恩恵もあり、欧米圏での成長が続くとみている。「ドラゴンボール」も26年はリマスターアニメの放送を控えており売り上げ成長を見込んでいる。

■イクヨ <7273>  690円 (+20円、+3.0%)

 イクヨ <7273> [東証S]が3日続伸。同社は25日の取引終了後、子会社のイクヨオートモーティブについて、米国資本市場における株式上場を視野に入れた準備を開始すると発表しており、材料視されたようだ。成長資金を獲得し、EVや自動運転など次世代モビリティー領域での研究開発や事業投資を加速させ、企業価値の向上を図る。新規株式公開(IPO)をはじめ特別買収目的会社(SPAC)との統合など、複数の選択肢について検討を進める方針。現時点において上場時期や上場市場などは未定。イクヨは4月1日付で吸収分割を実施し、グループの経営管理事業や資産管理事業など一部事業を除き、イクヨオートモーティブに対し事業を承継させて持ち株会社体制に移行する。

■クレオ <9698>  1,235円 (+32円、+2.7%)

 クレオ <9698> [東証S]が3日続伸。25日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を11億4000万円から11億8000万円(前期比4.4%増)へ、純利益を7億4000万円から8億1000万円(同16.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を52円から55円(前期実績は51円)へ引き上げた。増益幅の拡大見通しと株主還元姿勢を好感した買いが入った。サポートサービス事業で主要顧客からの受注が想定を下回る見通しとなったことから、売上高予想は151億円から146億円(同0.5%増)へ下方修正したが、利益面ではソリューションサービス事業におけるストック収入の増加や、受託開発事業における適切なプロジェクト管理と稼働率の改善により前回予想を上回る。

■タイミー <215A>  1,211円 (+23円、+1.9%)

 タイミー <215A> [東証G]が3日続伸。同社は25日の取引終了後、取得総数100万7280株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.00%)、取得総額14億6055万6000円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、株価のサポート要因となったようだ。取得期間は3月26日から5月31日まで。東証における市場買い付けを通じ取得する。

■イノテック <9880>  2,597円 (+38円、+1.5%)

 イノテック <9880> [東証P]が3日続伸。同社は25日の取引終了後、26年3月期の業績・配当予想の修正を発表した。今期の最終利益予想について従来の見通しから19億円増額して40億円(前期比3.3倍)に上方修正した。固定資産の売却益を計上する。これに伴い、これまで普通配当で40円と計画していた期末配当予想について、特別配当50円を加えて90円に見直しており、好感された。年間配当予想は特別配当を含めて125円(前期は70円)となる。今期の売上高と営業・経常利益予想は据え置いた。

■大東建 <1878>  3,618円 (+42円、+1.2%)

 大東建託 <1878> [東証P]が3日続伸。SBI証券が25日付で、大東建に関して目標株価4300円、投資判断「買い」で新規にカバレッジを開始した。相続税対策ニーズで賃貸住宅の受注の増加が期待されるとしたうえで、高入居率を背景に管理戸数が拡大しており、賃料の引き上げ余地もあるなどと指摘。同証券は大東建の27年3月期の営業利益が1530億円になると予想する。

■日産化 <4021>  6,167円 (+62円、+1.0%)

 日産化学 <4021> [東証P]が3日続伸。岡三証券は25日、同社株の目標株価を6500円から7500円に引き上げた。レーティングは3段階の最上位の「強気」を継続した。ホルムズ海峡封鎖による影響は軽微にとどまる、と予想しており、不安定な外部環境でも着実な利益成長を見込んでいる。LNG価格上昇によりアンモニア系製品の原価率が悪化するリスクはあるが、製品値上げで対応する見込み。LNGの調達先はオーストラリアとなっている。同証券では26年3月期の連結営業利益は620億円、27年3月期の同利益は660億円を予想している。

※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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