前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■ユニチカ <3103> 1,145円 (-252円、-18.0%) 一時ストップ安 東証プライムの下落率トップ。ユニチカ <3103> [東証P]が急反落、一時ストップ安となった。同社は25日の取引終了後、東京証券取引所からスタンダード市場への変更承認を受けたと発表した。パッシブ系資金による機械的な株式放出による需給悪化懸念が広がり、売りがかさんだようだ。2025年3月末時点でプライム市場の上場維持基準の一つである流通株式時価総額に適合していない状況にあり、同年6月16日に適合に向けた計画書を提出。その後の施策により現時点ではプライム市場の全ての上場維持基準に適合しているものの、プライム市場の上場を続けるための開示体制や関連コストが相対的に大きく、コストを負担するよりも構造改革の着実な実行と収益力改善に経営資源を集中するほうが株主をはじめステークホルダーの利益につながると判断。スタンダード市場への市場区分変更を選択した。市場区分変更予定日は4月1日となる。 ■キオクシア <285A> 21,165円 (-1,280円、-5.7%) 東証プライムの下落率10位。キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が急反落。米ベインキャピタルと東芝が保有する株式の一部を売却していたことが25日の取引終了後に明らかになった。同日には子会社のキオクシアが台湾の半導体メモリーメーカーであるナンヤ・テクノロジー(南亜科技)の第三者割当増資を引き受け、DRAMの長期供給契約を締結すると発表したものの、株式の需給動向を懸念した売りが優勢となったもよう。前日の米株式市場で同業のサンディスクの株価が下落したことも、キオクシアの株価には重荷となった。25日に提出された変更報告書によると、ベイン傘下のBCPEパンゲア・ケイマンによる共同保有割合は直近の29.13%から27.42%に低下した。東芝の保有割合については20.85%から19.61%に低下した。BCPEパンゲア・ケイマンの報告義務発生日は17日及び18日。東芝の報告義務発生日は17日となっている。 ■ソニーG <6758> 3,218円 (-48円、-1.5%) ソニーグループ <6758> [東証P]が3日ぶり反落。25日取引終了後、ホンダ <7267> [東証P]とのEV合弁会社ソニー・ホンダモビリティの事業方針を見直すと発表した。これまで開発を進めてきた第1弾モデル「AFEELA(アフィーラ)1」と第2弾モデルの開発・発売を中止する。ホンダが今月発表した四輪電動化戦略の見直しを受け、ホンダからの提供を前提としていた技術やアセットの活用が困難な状況になったため。アフィーラ1を既に予約している顧客には返金手続きを行う。今後の事業の方向性については両社で協議を継続するという。 ■ローツェ <6323> 2,795.5円 (-36円、-1.3%) ローツェ <6323> [東証P]が3日ぶり反落。同社は25日の取引終了後、特別損失の発生とともに26年2月期の最終利益が計画を下振れする見込みだと発表した。売上高と営業・経常利益は計画に対して上振れして着地する見通しを示している。強弱材料が混在し株価は朝安後にプラス圏に浮上したものの、買いは続かず軟化した。前期の売上高は計画を6億400万円上回る1287億9400万円(前の期比3.5%増)、営業利益は8億900万円上回る311億5400万円(同2.7%減)となる見通し。一方で、最終利益は計画を44億4900万円下回る190億4900万円(同19.4%減)で着地する見込みという。ローツェと米子会社に対する訴訟で、原告の主張を認める陪審評決が下されたことに伴い、損害賠償金額を特別損失として74億2900万円計上する。 ※26日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース