【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、イラン和平期待も買い続かず (3月26日)

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市況

日経平均株価
始値  53855.13
高値  54175.80
安値  53176.77
大引け 53603.65(前日比 -145.97 、 -0.27% )

売買高  21億682万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆6956億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり反落、イラン和平期待の買い続かず軟化
 2.ソフトバンクGは朝高後値を消す
 3.米イラン交渉巡る不透明感意識
 4.配当再投資の先物買い観測も
 5.グロース指数は一時3%超す下げ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比305ドル高と反発した。米国がイランに15項目の和平計画を提示したとの報道を受けリスク回避姿勢が後退した。

 東京市場では、イラン和平交渉を巡る不透明感が意識されるなか、日経平均株価は朝高後に下げに転じた。

 米国が仲介国を通じてイランに対して15項目の停戦案を提示したと伝わり、イランを巡る和平期待が高まったことを受け、前日の米国株は上昇した。一方、イラン側はこれを拒否するなど強硬な姿勢を続けており、期待と悲観が交錯するなかで東京市場では主力株の上昇が一服すると戻り売り圧力が顕在化した。英半導体設計大手のアーム・ホールディングス株の急騰を背景に、同社を傘下に持つソフトバンクグループ<9984>が高く始まり日経平均を押し上げたものの、後場にソフトバンクGは一時下げに転じた。日経平均も午後に下げ幅を570円超に拡大する場面があった。東証グロース市場250指数の下落率は一時3%を超えた。

 大引けで日経平均は下げ幅を急速に縮めた。翌27日が3月期決算企業の配当権利付き最終売買日となる。日中は配当狙いの投資家の買いが全体相場を下支えしたほか、市場では大引けに配当再投資に伴う先物買いが入ったとの観測が広がっている。

 個別では売買代金トップとなったキオクシアホールディングス<285A>が下値を探り、アドバンテスト<6857>や日立製作所<6501>、JX金属<5016>が軟調推移。前日まで急騰を続けた東京海上ホールディングス<8766>が利食いに押され、三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が冴えない展開。第一三共<4568>やソニーグループ<6758>、リコー<7752>が株価水準を切り下げたほか、TOTO<5332>やフルヤ金属<7826>が安く、住友電気工業<5802>や日東紡績<3110>が値を下げ、ユニチカ<3103>が一時ストップ安となった。

 半面、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>は頑強。レーザーテック<6920>と商船三井<9104>、INPEX<1605>が買われ、多木化学<4025>や酉島製作所<6363>が値を飛ばし、ジャパンディスプレイ<6740>や武蔵精密工業<7220>、野村マイクロ・サイエンス<6254>が大幅高となった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367>、フジクラ <5803>、東エレク <8035>、レーザーテク <6920>、キッコマン <2801>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約92円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、東京海上 <8766>、ファナック <6954>、住友電 <5802>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約202円。うち123円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)石油・石炭、(4)輸送用機器、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)電気機器、(3)ガラス・土石、(4)銀行業、(5)証券・商品。

■個別材料株

△INPEX <1605> [東証P]
 イランは米国の和平提案を拒否しWTI価格堅調。
△ウィルスマ <175A> [東証G]
 中期経営計画の内容をポジティブ視。
△システムディ <3804> [東証S]
 1対3の株式分割実施し配当予想も実質増額修正。
△野村マイクロ <6254> [東証P]
 来期業績V字回復期待の買いと空売り買い戻しが共鳴。
△酉島 <6363> [東証P]
 中東復興需要の思惑で資金流入。
△Jディスプレ <6740> [東証P]
 「米マイクロンが茂原工場買収交渉」との報道。
△ミナトHD <6862> [東証S]
 メモリー価格上昇で今期業績予想を上方修正。
△武蔵精密 <7220> [東証P]
 米運用会社の5%超保有判明で思惑。
△リファバスG <7375> [東証G]
 ナフサ調達難による代替需要の期待高まる。
△J・TEC <7774> [東証G]
 乾燥培養表皮で世界初の製造販売承認申請。

▼キオクシア <285A> [東証P]
 米ベインキャピタルと東芝が保有株の一部を売却。
▼ユニチカ <3103> [東証P]
 東証プライムからスタンダードへの市場区分変更。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)武蔵精密 <7220>、(3)野村マイクロ <6254>、(4)サンウェルズ <9229>、(5)ソシオネクス <6526>、(6)ニッコンHD <9072>、(7)リガクHD <268A>、(8)酉島 <6363>、(9)キッコマン <2801>、(10)石油資源 <1662>。
 値下がり率上位10傑は(1)ユニチカ <3103>、(2)エンプラス <6961>、(3)宮越HD <6620>、(4)ブロドリーフ <3673>、(5)日本マイクロ <6871>、(6)りたりこ <7366>、(7)マルマエ <6264>、(8)Fスターズ <3687>、(9)フルヤ金属 <7826>、(10)キオクシア <285A>。

【大引け】

 日経平均は前日比145.97円(0.27%)安の5万3603.65円。TOPIXは前日比8.19(0.22%)安の3642.80。出来高は概算で21億682万株。東証プライムの値上がり銘柄数は549、値下がり銘柄数は983となった。東証グロース250指数は720.29ポイント(21.19ポイント安)。

[2026年3月26日]


株探ニュース

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