<動意株・26日>(前引け)=野村マイクロ、児玉化、ミナトHD

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 野村マイクロ・サイエンス<6254.T>=連日の急騰劇。きょうは一時13.5%高と値を飛ばし3300円まで駆け上がる場面があった。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI市場の急成長に伴うAI半導体需要を背景に収益環境に吹く追い風は強い。26年3月期については半導体関連の大型案件の剥落が売上高と利益の大幅減少を招いたが、これは構造的な需要剥落ではなく端境期に当たったもので、27年3月期はV字回復以上の伸びで売上高、利益ともに切り返す可能性が指摘されている。また、株式需給面でも貸株市場を経由した機関投資家のショートポジションが、ノムラ・インターナショナルやバークレイズ・キャピタルなどの手口で高水準に積み上がっており、この買い戻し圧力が株価の急騰力を増幅させている面もあるようだ。

 児玉化学工業<4222.T>=上げ足強め3日続伸。前日は1000円トビ台に位置していたが、きょうは一気に1200円台で寄り付く異彩人気となった。その後は目先筋の利食いで上げ幅を縮小しているものの、1100円近辺で強調展開を維持している。プラスチック成形加工メーカーで、自動車業界向け内外装部品などのOEMメーカーとしても高実績を誇る。金属加工会社のM&Aによる業容拡大効果でトップラインが大変貌、つれて利益水準も様変わりしている。そうしたなか、25日取引終了後に26年3月期の経常利益予想について期中2度目となる上方修正を行った。従来予想の8億5000万円から16億円(前期比16.5倍)に大幅増額しており、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。今期営業利益予想に関しては前回修正時に14億円(前期比8.6倍)に大幅上乗せされていたが、経常利益は地政学リスクとそれに伴う為替相場の動向などに鑑み、増額幅は限定的なものにとどめていた。しかし、連結子会社に対してデットエクイティスワップを実施することにより、外貨建て債権債務の残高が減少し、為替差損益の変動が相当に低減された。そのため、経常利益が会社側想定を明確に上回ることが想定され、今回上方修正を実施した。

 ミナトホールディングス<6862.T>=急上昇で3日続伸。同社は25日の取引終了後、26年3月期の業績予想を上方修正すると発表。これを評価した買い注文が集まっている。今期の売上高予想は従来の見通しから33億円増額して334億3000万円(前期比36.2%増)、経常利益予想は8億6100万円増額して36億4900万円(同6.3倍)、最終利益予想は3億4500万円増額して20億3400万円(同5.5倍)に引き上げた。メモリー価格が上昇し、デジタルデバイスセグメントの業績を押し上げる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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