【↑】日経平均 大引け| 続急伸、停戦期待で主力株中心に買い優勢 (3月25日)
投稿:
日経平均株価 始値 53015.80 高値 54022.88 安値 53015.80 大引け 53749.62(前日比 +1497.34 、 +2.87% ) 売買高 21億9958万株 (東証プライム概算) 売買代金 7兆431億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は続急伸、一時5万4000円台に乗せる場面も 2.米国とイランの停戦合意に向けた思惑がポジティブに働く 3.WTI原油先物価格の下落がセンチメントの改善につながる 4.駆け込みでの配当権利取り狙いの買いも株高効果もたらす 5.値上がり銘柄が92%を占め、売買代金は7兆円台に乗せる ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは前日比84ドル安と反落した。長期金利や米原油先物の上昇が嫌気され売りが優勢となった。 東京市場では、主力株をはじめ全面高商状に買われ、日経平均株価は一時5万4000円台を回復する場面もあった。 25日の東京市場は、終始買い意欲の強い地合いとなり、日経平均は朝方高く始まった後も先物を絡めて水準を切り上げ、取引序盤に5万4000円台に乗せた。米国とイランの停戦に向けた動きが観測されるなか、WTI原油先物価格が下落し、市場センチメントが改善した。今週末の3月の権利付き最終売買日を控え、駆け込みでの配当権利取り狙いの買いなども全体相場に浮揚力を与えている。後場は取引終盤にかけて利益確定売りも出て、日経平均はやや伸び悩んだとはいえ、前引けの値段を上回る水準で着地している。値上がり銘柄数は1400超でプライム上場銘柄の92%を占める全面高商状となった。業種別では33業種中、原油市況下落の影響を受けやすい鉱業を除く32業種が上昇した。売買代金は7兆円台に乗せ、前日を上回った。 個別では、本日も断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が大きく切り返したほか、フジクラ<5803>も大商いで値を飛ばした。東京海上ホールディングス<8766>が売買代金上位3傑に食い込む異例の展開で連日のストップ高となった。古河電気工業<5801>が高く、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連も上昇。ソフトバンクグループ<9984>も気を吐いた。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが買われた。アステリア<3853>が値上がり率トップ、ソラスト<6197>、宮越ホールディングス<6620>はストップ高。 半面、任天堂<7974>が冴えず、川崎重工業<7012>もマイナス圏で着地。INPEX<1605>が売られた。リクルートホールディングス<6098>が下落、第一三共<4568>も軟調。カプコン<9697>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、スギホールディングス<7649>なども水準を切り下げた。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>、東京海上 <8766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約749円。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098>、第一三共 <4568>、コナミG <9766>、バンナムHD <7832>、ベイカレント <6532>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約24円。うち12円はリクルート1銘柄によるもの。 東証33業種のうち32業種が上昇し、下落は鉱業のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)保険業、(2)非鉄金属、(3)ガラス・土石、(4)銀行業、(5)機械。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)サービス業、(2)その他製品、(3)鉄鋼、(4)水産・農林業、(5)小売業。 ■個別材料株 △Syns <290A> [東証G] JAXAの宇宙戦略基金第2期に採択。 △マネフォ <3994> [東証P] バリューアクトの保有比率が上昇。 △ノート <5243> [東証G] カドカワ <9468> と資本・業務提携し第三者割当増資を実施へ。 △チタン <4098> [東証S] ペロブスカイト太陽電池の熱拡散問題で活躍期待。 △フォトシンス <4379> [東証G] AWSジャパンのフィジカルAI開発支援プログラムに採択。 △ソラスト <6197> [東証P] MBO実施でTOB価格1119円にサヤ寄せ。 △アドテスト <6857> [東証P] ナスダック安もアプライドなど米半導体株高が追い風。 △SKジャパン <7608> [東証S] 26年2月期配当予想を増額修正で株主還元姿勢を評価。 △北洋銀 <8524> [東証P] 29年3月期に最終益500億円を目指す中期経営計画発表。 △SBG <9984> [東証P] 傘下の英アームがAI半導体を自社開発へ。 ▼日本オラクル <4716> [東証S] 決算サプライズは限定的。 ▼ライトアップ <6580> [東証G] 厚労省助成金巡る文春報道を受け。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)アステリア <3853>、(2)ソラスト <6197>、(3)宮越HD <6620>、(4)JSB <3480>、(5)東京海上 <8766>、(6)Jディスプレ <6740>、(7)新光商 <8141>、(8)日東紡 <3110>、(9)古河電 <5801>、(10)リガクHD <268A>。 値下がり率上位10傑は(1)カプコン <9697>、(2)ガンホー <3765>、(3)スギHD <7649>、(4)日本コークス <3315>、(5)岩谷産 <8088>、(6)石油資源 <1662>、(7)カカクコム <2371>、(8)TIS <3626>、(9)さくらネット <3778>、(10)シード <7743>。 【大引け】 日経平均は前日比1497.34円(2.87%)高の5万3749.62円。TOPIXは前日比91.32(2.57%)高の3650.99。出来高は概算で21億9958万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1461、値下がり銘柄数は110となった。東証グロース250指数は741.48ポイント(16.93ポイント高)。 [2026年3月25日] 株探ニュース