午後:債券サマリー 先物は反発、インフレ懸念和らぎ一時131円12銭まで上伸
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24日の債券市場で、先物中心限月6月限は3営業日ぶりに反発。23日の原油先物相場が下落したことでインフレ懸念が和らぐなか、朝方には一時131円12銭まで上伸した。 トランプ米大統領は23日、自身のSNSに「現在進行中の協議が成功することを条件に、イランの発電所とエネルギーインフラに対するあらゆる攻撃を5日間延期するよう国防総省に指示した」と投稿。これを受けて同日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が下落し、物価の上振れリスクが後退するとの思惑から米長期債相場が反発(金利は低下)したことが円債の追い風となった。また、総務省が朝方発表した2月の全国消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、日銀が利上げを急ぐ必要性が乏しくなるとの見方が広がったことも相場を押し上げる要因となった。ただ、イランのファルス通信は「トランプ米大統領と直接的にも間接的にも協議していない」と報じるなど中東情勢を巡る不透明感は残ったままで、この日の時間外取引で米原油先物や米長期金利が上昇に転じたことが重荷。財務省が実施した40年債入札の応札倍率が2.54倍(前回は2.76倍)と弱めの結果となったことも影響し、午後1時30分ごろには130円91銭まで伸び悩む場面があった。 先物6月限の終値は、前日比22銭高の131円01銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べて0.040%低い2.265%で推移している。 出所:MINKABU PRESS