話題株ピックアップ【昼刊】:テラドローン、東京海上、オンコリス

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材料

■Terra Drone <278A>  3,395円   +504 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ドローン関連株が一斉高に買われている。材料の出たTerra Drone<278A>がストップ高カイ気配に張り付くほか、Liberaware<218A>、ブルーイノベーション<5597>、ACSL<6232>などが値を飛ばしている。政府がきょう行われた閣議で、ドローンの飛行規制を強化するドローン規制法改正案を閣議決定したことが伝わっている。重要施設周辺での規制区域を約300メートルから約1キロに拡大した。しかし、この規制強化については事前に織り込みが進んでいたため悪材料視されていない。市場関係者は「ドローンは防衛関連としての側面で世界的に注目度が高いが、日本も日米首脳会談を経て、安保協力の観点から防衛費拡大が追い風となる。足もとの規制強化はドローンの進化に伴うセキュリティー強化の動きと捉えれば、ポジティブな捉え方も可能だ。また、今後信頼性の高い国産ドローンの活躍余地を高めるという流れも形成されやすい」(中堅証券ストラテジスト)としている。

■東京海上 <8766>  6,857円   +1,000 円 (+17.1%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 東京海上ホールディングス<8766>がストップ高カイ気配。23日の取引終了後、米バークシャー・ハサウェイグループとの戦略的パートナーシップの実施を発表。これをサプライズ視する動きとなっている。東京海上はバークシャー子会社で再保険事業の中核会社であるナショナル・インデムニティー・カンパニーを割当予定先として、自社株4820万7200株を処分する。処分価格は1株5962円(処分価額の総額は約2874億円)。ナショナル・インデムニティー・カンパニーは東京海上の株式の2.49%を保有する。第三者割当の払込期間は4月8日から14日までを予定する。バークシャーグループは東京海上に対し戦略的な出資を実施するとともに、再保険分野での協業を推進。M&Aなどでも提携し、共同投資の実行により持続的な事業拡大につなげる。あわせて東京海上は、バークシャー側への処分株数と同数となる取得総数4820万7200株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.6%)、取得総額2874億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。取得期間は4月1日から9月18日まで。第三者割当による自己株処分に伴う既存株主に対する希薄化を抑制する。

■コスモスイニシア <8844>  1,176円   +115 円 (+10.8%)  11:30現在
 コスモスイニシア<8844>が3日ぶり急反騰。3連休前の前週19日を境に大陰線を連続させて大きく下押す形となっているが、きょうは2営業日分の下げをまとめて返上する上値指向をみせている。都市部を中心にマンションの開発・販売を手掛けるほか、訪日外国人向けも含めたホテルなども積極展開し商機を捉えている。PERが5倍台、PBRが0.7倍台と極めて割安圏に放置されていることで、バリューエーション評価に伴う株高修正余地も大きい。そうしたなか、23日取引終了後に26年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の110億円から、118億円(前期比25%増)に増額した。ソリューション事業を中心とした利益率改善が寄与する。また、利益予想の上乗せとともに株主還元も強化し、今期年間配当を38円から44円(前期実績は30円)に大幅増配することも発表した。配当利回りは3.7%台と高い。低PER、低PBR、高配当利回りという3拍子揃ったバリュー株としての側面が投資マネーを誘引している。

■オンコリス <4588>  2,421円   +221 円 (+10.1%)  11:30現在
 オンコリスバイオファーマ<4588>が大幅高で3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に、米トランスポゾン・セラピューティクス社にライセンスアウトしたOBP-601(一般名:センサブジン)について、神経変性疾患治療薬としての用途特許が欧州で特許登録されたと発表しており、これを好感した買いが入っている。トランスポゾン社は現在、進行性核上性麻痺(PSP)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アルツハイマー病などを対象とした新たな臨床試験の開始を計画しているという。なお、今回の欧州での特許登録により、日本・米国・欧州・中国で同特許が登録されたことになる。

■Appier <4180>  721円   +40 円 (+5.9%)  11:30現在
 Appier Group<4180>は大幅高で3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ロンドンに拠点を置く投資顧問会社ゼナーアセットマネジメントの株式保有割合が5.06%から6.19%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「投資を主な目的とするが、状況に応じて運営及び資本の効率化に向けて、発行者の経営陣との意見交換や重要提案行為などを行う場合がある」としており、報告義務発生日は3月13日となっている。

■ダイコク電機 <6430>  2,506円   +129 円 (+5.4%)  11:30現在
 ダイコク電機<6430>は3日ぶりに急反騰している。23日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想を前回予想の510億円から540億円(前期比6.1%減)、営業利益予想を75億円から90億円(同26.5%減)に引き上げた。同時に株主優待制度を変更すると開示。27年3月期から保有期間と保有株式数に応じ、1000~6000円相当のデジタルギフトを贈呈する。保有株式数の区分を見直すなど、利便性の向上を図っており、これらを評価した買いが集まっている。26年3月期は市場全体でスマートパチンコの導入が想定を上回るなか、カードユニット「VEGASIA」の販売が堅調に推移する。そのほか、新製品「BiGMO XCEL」「TJ-01」及び準新製品「REVOLA2」「DUALINA」も好調。グループ会社が開発したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」やゲームタイトル「首都高バトル」も業績に寄与する。株主優待は100株以上300株未満を保有する株主に1000~3000円相当のデジタルギフト、300株以上を保有する株主に4000~6000円相当のデジタルギフトを贈る。従来は優待品がQUOカード。保有株式数による区分は500株以上と1000株以上が基準になっており、上限は5000円相当だった。今回の制度変更により、例えば300株以上を3年以上保有する株主が受け取る株主優待はQUOカード3000円相当から、デジタルギフト6000円相当に増える。なお、当面はQUOカードも優待品として選ぶことができるという。

■アイザワ証券グループ <8708>  1,508円   +73 円 (+5.1%)  11:30現在
 アイザワ証券グループ<8708>が大幅高で3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に、未定としていた26年3月期の期末配当予想を69円(普通配当34円、特別配当35円)にすると発表しており、好材料視されている。年間配当予想は117円となり、前期に対しては21円の増配となる。

■サンケン電気 <6707>  6,805円   +293 円 (+4.5%)  11:30現在
 サンケン電気<6707>が大幅高で3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資ファンド、オアシス・マネジメントの株式保有割合が7.81%から9.37%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「ポートフォリオ投資及び株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は3月13日となっている。

■カメイ <8037>  3,180円   +125 円 (+4.1%)  11:30現在
 カメイ<8037>は3日ぶり反発。23日取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末時点で100株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、保有株式数に応じてQUOカードやカタログギフトを贈呈する。初回の今年3月分については1年以上継続保有の条件を適用しない。これが好感されている。

■日本特殊陶業 <5334>  7,339円   +270 円 (+3.8%)  11:30現在
 日本特殊陶業<5334>は3日ぶりに急反発。23日の取引終了後、26年3月期連結業績・配当予想の上方修正を発表した。今期の最終利益予想は従来の見通しから260億円増額して1160億円(前期比25.2%増)に見直した。減益予想から一転、最高益更新を計画する。期末配当予想は19円増額修正し112円に引き上げており、評価された。今期の売上高予想は360億円増額して7240億円(同10.9%増)に修正した。米国の追加関税措置による影響が軽減するほか、円安が寄与。保有する投資有価証券の評価益も計上する。年間配当予想は205円(前期は178円)となる。

■INPEX <1605>  4,576円   +93 円 (+2.1%)  11:30現在
 INPEX<1605>は売り一巡後、切り返す展開。23日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比10.1ドル安の1バレル=88.13ドルと大幅下落した。トランプ米大統領は23日、イランの発電所およびエネルギーインフラへの軍事攻撃を5日間延期するよう指示した、とSNSへの投稿で表明。21日には、イランが48時間以内にホルムズ海峡を完全に開放しなければ発電所を攻撃すると警告していたが、一転して延期を宣言した。これを受け、原油価格が大幅安に転じており、INPEXにも売りが流入した。ただ、イランは米国との協議を否定しているとも伝わり、情報は錯綜している。

■西松屋チェーン <7545>  2,112円   +35 円 (+1.7%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>は3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に発表した3月度(2月21日~3月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.5%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが材料視されている。客数が伸び、春物衣料や夏物衣料の売り上げが好調だったほか、育児・服飾雑貨も好調に推移した。なお、全店売上高は同7.4%増だった。

■しまむら <8227>  3,437円   +22 円 (+0.6%)  11:30現在
 しまむら<8227>が続伸している。23日の取引終了後に発表した3月度(2月21日~3月20日)の月次売上速報で、主力のしまむら業態の既存店売上高が前年同月比8.5%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。寒暖差を感じる日が多いなか、季節を先取りした暖かい日に恵まれたことで婦人アウター衣料、肌着、雑貨商品が売り上げを伸ばした。婦人アウター衣料ではデニムジャケットなどの羽織物が好調で、肌着では、PB「FIBER DRY」などの機能性が高い商品が伸長。また雑貨商品ではキャラクター商品や、インフルエンサーとのコラボ商品が好調だった。なお、しまむら業態の全店売上高は同8.8%増だった。

■日本板硝子 <5202>  485円   +80 円 (+19.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 日本板硝子<5202>はストップ高カイ気配。日本経済新聞電子版は23日、板硝子が「非公開化する方針を固めた」と報じた。記事によると、非公開化にあたって銀行団や投資ファンドから総額3000億円の支援を受ける。既存株主から強制的に株式を買い取るスクイーズアウトを実施して非公開化するとし、スクイーズアウト価格は1株500円になる見通しという。これが材料視されている。なお、報道を受けて会社側は同日にコメントを発表した。「報道は概ね事実であり、当社が非公開化を検討しているのは事実」としつつも「現時点で何ら決定された事項はない」とし、その上で「明日の取締役会で決議をする予定」とした。

■野村原油 <1699>  587.2円   -50.3 円 (-7.9%)  11:30現在
 原油ETFは急落。NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>、WisdomTree WTI 原油上場投資信託<1690>が大幅安となっている。23日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比10.1ドル(10.3%)安の1バレル=88.13ドルと大幅下落した。トランプ米大統領は23日、イランの発電所およびエネルギーインフラへの軍事攻撃を5日間延期するよう指示した、とSNSへの投稿で表明。21日には、イランが48時間以内にホルムズ海峡を完全に開放しなければ発電所を攻撃すると警告していたが、一転して延期を宣言した。これを受け原油価格が急落し、東京市場では原油ETFが大幅下落している。

■宮越ホールディングス <6620>  650円   +100 円 (+18.2%) ストップ高   11:30現在
 宮越ホールディングス<6620>がストップ高。同社はきょう午前9時ごろ、中国子会社が深セン市で推進する「ワールド・イノベーション・センター(WIC)」プロジェクトに関し、中国の主要金融機関との間でシンジケートローン組成に向けた正式協議を開始すると発表。これが材料視されているようだ。WICプロジェクトの総投資額は約1100億円を見込んでおり、今回協議を進める融資枠はその大半をカバーする見通し。なお、融資条件や実行時期などの詳細については、決定次第速やかに開示するとしている。

●ストップ高銘柄
 EduLab <4427>  245円   +50 円 (+25.6%) ストップ高   11:30現在
 ジェイ・エス・ビー <3480>  4,005円   +700 円 (+21.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 VALUENEX <4422>  522円   +80 円 (+18.1%) ストップ高   11:30現在
 インフォメティス <281A>  660円   +100 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 農中NQ1U <534A>  2,195円   -500 円 (-18.6%) ストップ安   11:30現在
 光陽社 <7946>  665円   -150 円 (-18.4%) ストップ安   11:30現在
 農中SP5U <533A>  2,231円   -500 円 (-18.3%) ストップ安   11:30現在
 イメージ情報開発 <3803>  736円   -150 円 (-16.9%) ストップ安   11:30現在
 以上、4銘柄

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