前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■トリケミカル <4369> 2,607円 (-453円、-14.8%) 東証プライムの下落率トップ。トリケミカル研究所 <4369> [東証P]が3日続急落。同社は前週末13日の取引終了後、26年1月期の連結決算発表にあわせ、27年1月期の業績予想を開示した。今期の経常利益予想は前期比11.1%減の63億円を計画する。経常減益の見通しを示したことを受け、失望売りが優勢となった。今期の売上高予想は同13.1%増の270億円。半導体製造用化学化合物の需要は増加が見込まれるとし、国内において南アルプス事業所を基軸とした生産拡大を図る。半面、持ち分法適用関連会社の利益減少が響く。想定為替レートは1ドル=150円とする。加えて中期経営計画も公表した。最終年度の29年1月期の売上高を317億円、経常利益を88億3000万円などとする目標を掲げている。26年1月期の売上高は前の期比26.3%増の238億8300万円、経常利益は同7.7%増の70億9000万円だった。 ■FEASY <212A> 2,303円 (-271円、-10.5%) 東証プライムの下落率2位。フィットイージー <212A> [東証P]が3日続急落。前週末13日取引終了後に発表した第1四半期(25年11月-26年1月)単独決算は、売上高が31億1400万円(前年同期比50.6%増)、営業利益が7億2000万円(同31.7%増)だった。新規出店をはじめ、キャンペーンや会員満足度向上への取り組みなどが奏功した。通期計画に対して順調な進捗ながら特段のサプライズ感はなく、目先は材料出尽くしと見た売りが優勢となったようだ。 ■エターナルG <3193> 3,180円 (-255円、-7.4%) 東証プライムの下落率3位。エターナルホスピタリティグループ <3193> [東証P]が3日続急落。前週末13日の取引終了後に、26年7月期の連結業績予想について、売上高を523億5500万円から528億100万円(前期比13.9%増)へ、営業利益を31億5200万円から34億3000万円(同9.9%増)へ、純利益を18億3900万円から21億1300万円(同22.8%増)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られたようだ。海外進出に伴う先行赤字があった一方、上期において前期に実施した価格改定効果や40周年記念フェアメニューなどが寄与し、国内鳥貴族の既存店売上及び利益が計画を上回ったことが業績を押し上げた。同時に発表した1月中間期決算は、売上高253億9300万円(前年同期比14.5%増)、営業利益16億1700万円(同22.5%増)、純利益10億5600万円(同39.9%増)となり、従来予想の営業利益13億3900万円を上回って着地した。 ■東建コーポ <1766> 13,440円 (-910円、-6.3%) 東証プライムの下落率4位。東建コーポレーション <1766> [東証P]が急反落。同社は3月13日大引け後(15:30)に決算を発表、26年4月期第3四半期累計(25年5月-26年1月)の連結経常利益は前年同期比2.9%減の165億円となったことで嫌気されたようだ。 ■丸善CHI <3159> 339円 (-21円、-5.8%) 丸善CHIホールディングス <3159> [東証S]が3日続急落。前週末13日の取引終了後に発表した27年1月期連結業績予想で、売上高1740億円(前期比6.0%減)、営業利益40億円(同28.5%減)、純利益24億7000万円(同25.9%減)と減収減益を見込むことが嫌気された。前期に「2025大阪・関西万博」のオフィシャルストアを運営し、店舗・ネット販売事業が大幅に伸長した反動が大きい。また、先行的な投資及び費用の発生も見込む。なお、26年1月期決算は、売上高1850億5300万円(前の期比11.6%増)、営業利益55億9300万円(同59.9%増)、純利益33億3400万円(同14.7%減)だった。 ■フリービット <3843> 1,472円 (-80円、-5.2%) 東証プライムの下落率9位。フリービット <3843> [東証P]が3日続急落。同社は3月13日大引け後(15:30)に決算を発表、26年4月期第3四半期累計(25年5月-26年1月)の連結経常利益は前年同期比5.5%増の48.9億円に伸び、通期計画の57.7億円に対する進捗率は84.8%に達したものの、5年平均の88.8%を下回ったことで嫌気されたようだ。。 ■東電HD <9501> 610円 (-30.5円、-4.8%) 東京電力ホールディングス <9501> [東証P]が続落。同社は柏崎刈羽原発6号機に関し、12日午後4時頃に警報が発生し13日午後6時25分に発電機を送電系統から切り離したと前週末13日に発表した。微小な漏電を示す警報があったという。調査結果については判明次第、公表するとしている。18日に予定していた営業運転の開始については、延期の公算となり、原発の早期営業運転再開による収益押し上げ効果に対する期待が後退。同社株への売り圧力が強まった。 ■神戸物産 <3038> 3,598円 (-165円、-4.4%) 神戸物産 <3038> [東証P]が大幅安で3日続落。前週末13日取引終了後、第1四半期(25年11月-26年1月)連結決算を発表。売上高は1415億9800万円(前年同期比6.9%増)、最終利益は59億1000万円(同44.2%減)だった。主力の業務スーパー事業で新規出店と既存店への商品出荷が好調に推移した。販管費の増加があった一方で価格転嫁や調達先の最適化が奏功し、営業利益段階ではプラスとなったものの、1月末に円高に振れたことで為替予約の評価損を計上し最終利益はマイナスで着地した。 ■伊藤忠 <8001> 2,032円 (-39円、-1.9%) 伊藤忠商事 <8001> [東証P]が反落。SMBC日興証券は13日、同社株の投資評価を3段階で最上位の「1」から真ん中の「2」へ引き下げた。目標株価は2190円(従来2120円)とした。主な要因として(1)株価上昇に伴い目標株価と現値との乖離率が縮小した(2)27年3月期純利益の伸び率が他社と比べ見劣りする(3)27年3月期に株主還元の拡充を想定するが、他社も同様の動きが想定され優位になりづらい(4)イラン情勢緊迫化に伴い資源エクスポージャーが高い他社の方がそのメリットを享受しやすい――ことを挙げている。なお、超長期で有望な代表銘柄である点は再度強調している。 ※16日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース