<動意株・13日>(前引け)=日本コークス、サムコ、マイポックス

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材料

 日本コークス工業<3315.T>=異色人気。一時15%高の141円まで急浮上した。商い面でも足もと急激に厚みが加わり、全員参加型材料株の様相を呈している。ここジャパンディスプレイ<6740.T>の突発人気化もあって、低位株に投機性の強い資金が食指を動かしており、同社もその流れに乗った形だ。ホルムズ海峡の事実上封鎖に伴う原油価格の高騰を背景に、同じ化石燃料の石炭やコークスは代替燃料としての需要喚起が見込まれる。業績も26年3月期は期初予想を下方修正し営業損益段階で収支均衡を見込むが、27年3月期にはコークスの収益性改善に伴い営業黒字化が有力視されている。また、時価総額ベースでは小型株の範疇にありながら、出来高流動性が非常に高い超低位株で人気化素地を内包している。

 サムコ<6387.T>=物色の矛先向かいストップ高。研究開発型の製造装置メーカーで、化合物半導体(次世代パワー半導体)にフォーカスしたオプトエレクトロニクス分野に強みを有するほか、高周波デバイス分野でも実績が高く、ニッチトップ企業としての存在感を高めている。12日取引終了後に発表した26年7月期上期(25年8月~26年1月)決算は売上高が前年同期比11%増の45億8700万円、営業利益が同4%増の10億2800万円と堅調だった。受注高の増勢が顕著で、AIデータセンター関連の旺盛な投資需要が同社の商機拡大につながっている。特に化合物半導体分野では光デバイス用途の需要が旺盛であり、同社の中期成長シナリオを後押ししている。決算発表を契機に同社の今後の成長期待が買いを呼び込む格好となった。

 マイポックス<5381.T>=大幅高で4日続伸。微細表面加工の液体研磨剤や精密研磨フィルムを主力とし、AIデータセンターの建設ラッシュに伴い光ファイバー用研磨剤で中期的な収益機会拡大への期待が大きい。また、ダイヤモンドウエハーの研磨加工などでも実績があり、マーケットの注目度が高まっている。そうしたなか、12日取引終了後、半導体ウエハーの12インチ対応CMP(化学機械研磨)受託ラインの構築が完了し、本格参入に向けた受託体制が整ったことを発表した。ライン稼働に伴い、従来の加工受託にとどまらない「高付加価値型モデル」を展開していく構えにある。これを材料視する買いを誘引した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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