米外為市場サマリー:質への逃避からドル買い続き一時159円40銭台に上伸
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12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=159円35銭前後と前日と比べて40銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=183円44銭前後と同40銭強のユーロ安・円高だった。 米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの見方を背景に米原油先物相場が再び騰勢を強め、投資家心理が悪化するなか質への逃避から基軸通貨であるドルを選好する動きが継続。この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、米労働市場の底堅さが示されたこともドルの買い手掛かりとなった。イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が選出後初めて声明を公表し、「ホルムズ海峡の閉鎖を継続するべき」「米国とイスラエルが攻撃を続けるなら他の戦線を開く意思がある」と述べたことが明らかになると「有事のドル買い」が一段と進み、ドル円相場は一時159円43銭まで上伸した。一方、原油高による欧州経済への影響が懸念され、ユーロが対ドルや対円で売られた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1512ドル前後と前日と比べて0.0055ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS