午後:債券サマリー 先物は反落、原油高や円安進行が影響

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市況

 12日の債券市場で、きょうから事実上の中心限月となった先物6月限は反落。原油価格の上昇と円安進行が国内のインフレ圧力を高める恐れがあるとの見方が広がった。

 米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化し、原油の供給が滞るとの見方から前日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が反発。この日も米原油先物相場が一段と上昇したことが円債相場の圧迫要因となった。また、為替市場で円安が進んだことから物価の上振れリスクが意識された面もあった。加えて、時間外取引で米長期金利が高止まりしていることも重荷。きょうは財務省による国債入札や日銀の国債買いオペがなく、需給面での手掛かり材料に乏しいこともあって積極的には買いを入れにくい雰囲気だった。なお、日銀の植田和男総裁は衆院予算委員会で、足もとの円安進行に関して「わが国の経済・物価の見通しや、見通しが実現する確度に及ぼす影響を見極めながら、適切に金融政策を運営していく」と述べたが、相場の反応は特にみられなかった。

 先物6月限の終値は、前日比27銭安の131円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べて0.010%高い2.180%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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