東京株式(大引け)=776円高、半導体株など牽引し5万5000円台回復
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11日の東京株式市場は幅広い銘柄に買いが優勢となり、日経平均株価は続伸し、フシ目の5万5000円台を終値で回復した。 大引けの日経平均株価は前営業日比776円98銭高の5万5025円37銭と大幅続伸。プライム市場の売買高概算は28億6195万株、売買代金概算は7兆2986億円。値上がり銘柄数は1030、対して値下がり銘柄数は509、変わらずは56銘柄だった。 きょうの東京市場はリスク選好の地合いが継続、日経平均株価は700円を超える上昇となった。前日の米国株市場では方向感の見えにくい展開でNYダウは小反落となったものの、半導体主力株に買われる銘柄が多く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続伸。円安進行や原油市況の上昇一服と合わせ東京市場でも半導体セクターに追い風となった。また、米国時間の取引終了後に開示された米オラクル<ORCL>の決算は市場予想を上回る好内容となり、時間外取引で大幅高に買われたことで、これも投資家心理を強気に傾ける背景となった。ただ、買い一巡後は全般やや上値の重さが意識された。個別株も後場に戻り売り圧力が顕在化する銘柄が増え、値上がり銘柄数は前引けから300以上減少した1000あまりで、全体の65%にとどまった。 個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が連日の大幅高となり、売買代金2位に食い込んだ任天堂<7974.T>も大きく株価水準を切り上げた。ソフトバンクグループ<9984.T>が高く、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>など電線株への買いも継続した。JX金属<5016.T>が物色人気となり、レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体製造装置関連も堅調だった。ジャパンディスプレイ<6740.T>が活況高。レゾナック・ホールディングス<4004.T>が急騰、フルヤ金属<7826.T>、武蔵精密工業<7220.T>なども値を飛ばした。 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが冴えず、ファーストリテイリング<9983.T>も下落した。NEC<6701.T>が下落、日立製作所<6501.T>も軟調だった。リクルートホールディングス<6098.T>も売りに押された。MonotaRO<3064.T>が急落、ライフドリンク カンパニー<2585.T>、ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>、Appier Group<4180.T>なども大幅安。 出所:MINKABU PRESS