【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、自律反発狙いの買いが優勢 (3月5日)
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日経平均株価 始値 55204.16 高値 56619.98 安値 54910.33 大引け 55278.06(前日比 +1032.52 、 +1.90% ) 売買高 27億7746万株 (東証プライム概算) 売買代金 9兆686億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は4日ぶり反発、買い戻し優勢で一時2300円超高 2.米株価指数先物が下落し上値を圧迫 3.後場に一時664円高まで伸び悩む 4.米原油先物相場の上昇で緊張感 5.中国成長率目標引き下げ報道も重荷に ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは、前日比238ドル高と4日ぶりに反発した。中東情勢を巡る過度な懸念が後退し買いが優勢となった。 東京市場では、歴代5位の下げ幅を記録した前日から一転、自律反発狙いの買いが優勢となった。日経平均株価の上げ幅は一時2300円を超えたものの、朝高後に急速に伸び悩んだ。 4日の米国市場ではイランの情報機関が停戦協議に向けて米中央情報局(CIA)に接触していたとの報道や、市場予想を上回る経済指標の発表があり、投資家のリスク許容度が改善。主要株価3指数はそろって上昇し、東京市場でも主力株に買い戻しが入った。石油関連株や金融株の上げが目立ち、日経平均は一時5万6000円台に乗せた。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の89%に上った。一方、中国では全国人民代表大会(全人代)が開幕。今年の成長率の目標を4.5~5%とし、25年の「5%前後」から引き下げたことを背景に、外需関連株の一角への戻り売りを促した。クウェート沖でタンカーが爆発したと伝わるなど、中東情勢に対する警戒感が根強く残るなかで、アジア時間で米原油先物相場は上昇し、米株価指数先物に下押し圧力が掛かった。日経平均は後場に入り上げ幅を一時664円まで縮小するなど、荒い動きをみせた。 個別ではキオクシアホールディングス<285A>が売買代金トップで値を飛ばし、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>、アドバンテスト<6857>が頑強。みずほフィナンシャルグループ<8411>や日東紡績<3110>が株価水準を大きく切り上げたほか、信越化学工業<4063>や三菱重工業<7011>、INPEX<1605>が値を上げ、TOKYO BASE<3415>やブイキューブ<3681>、アステリア<3853>が急伸。メイコー<6787>やマルマエ<6264>が高い。 半面、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>が冴えない展開。トヨタ自動車<7203>とホンダ<7267>が安値引けとなり、花王<4452>やオリエンタルランド<4661>、大成建設<1801>が軟調推移。ニトリホールディングス<9843>やアシックス<7936>が下値を探り、カプコン<9697>が大幅安となった。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、信越化 <4063>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約600円。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はニトリHD <9843>、トヨタ <7203>、ネクソン <3659>、任天堂 <7974>、花王 <4452>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約30円。 東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油・石炭、(3)銀行業、(4)保険業、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)その他製品、(3)食料品、(4)輸送用機器、(5)小売業。 ■個別材料株 △DyDo <2590> [東証P] 海外の成長と国内の収益改善で27年1月期は営業利益2.5倍を予想。 △キオクシア <285A> [東証P] 米半導体株高が追い風に。 △信越化 <4063> [東証P] 「塩ビ樹脂の原料増産へ投資」との報道。 △JDSC <4418> [東証G] AWSジャパンの「フィジカルAI開発支援プログラム」に採択。 △オンコリス <4588> [東証G] 「OBP-601」に関する研究開発支援の公表。 △レナ <4889> [東証G] ディスポーザブル極細内視鏡における多施設共同臨床試験が完了。 △アライドアキ <6081> [東証G] メタ [東証S] 「対米投融資第2陣で原発建設が有力候補」との報道。 △リバーエレク <6666> [東証S] 「KoTカット」でAIデータセンター特需や防衛関連ニーズ獲得へ。 △バイセル <7685> [東証G] ライブコマース事業を展開する中国社と海外販売の拡大で基本合意。 ▼協和キリン <4151> [東証P] 治験中止を受けて格下げの動きが相次ぐ。 ▼カプコン <9697> [東証P] 新タイトルの販売500万本達成で目先の出尽くし感。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ブイキューブ <3681>、(2)アステリア <3853>、(3)エンプラス <6961>、(4)筑波銀 <8338>、(5)メイコー <6787>、(6)DyDo <2590>、(7)山一電機 <6941>、(8)サンウェルズ <9229>、(9)T-BASE <3415>、(10)Aクリエイト <8798>。 値下がり率上位10傑は(1)カプコン <9697>、(2)ツルハHD <3391>、(3)ニデック <6594>、(4)ニトリHD <9843>、(5)菱ガス化 <4182>、(6)コーテクHD <3635>、(7)協和キリン <4151>、(8)ネクソン <3659>、(9)ネクステージ <3186>、(10)西武HD <9024>。 【大引け】 日経平均は前日比1032.52円(1.90%)高の5万5278.06円。TOPIXは前日比69.00(1.90%)高の3702.67。出来高は概算で27億7746万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1423、値下がり銘柄数は157となった。東証グロース250指数は749.61ポイント(36.41ポイント高)。 [2026年3月5日] 株探ニュース