話題株ピックアップ【昼刊】:サイバダイン、ハーモニック、住友ファーマ
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■CYBERDYNE <7779> 385円 +38 円 (+11.0%) 11:30現在 CYBERDYNE<7779>は大幅高で上値指向を継続。同社は装着型のロボットスーツ「HAL」の開発を手掛ける。マーケットで昨年終盤に「フィジカルAI」への関心が急速に高まるなか、関連銘柄の一角として同社株にも投資資金が流入し、足もと強力な上昇トレンドを形成している。今月12日に発表した第3四半期累計(25年4~12月)連結決算では、最終損益が1億9000万円の黒字(前年同期3億8400万円の赤字)に転換して着地した。前期にドイツ子会社を売却した影響があったものの、投資有価証券評価益が寄与する形で黒字を確保した。 ■ハーモニック <6324> 4,225円 +410 円 (+10.8%) 11:30現在 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が続騰している。20日付の日刊工業新聞が、「ハーモニック・ドライブ・システムズは米国で減速機やアクチュエーターを増産する」と報じ、材料視された。記事によると、6~7月をメドにマサチューセッツ州の米国工場の生産能力を現在比5割増の1万5000台に引き上げる。フィジカルAI搭載ロボットや手術用ロボット、半導体製造装置向けの需要増に対応するという。 ■サクサ <6675> 7,880円 +690 円 (+9.6%) 11:30現在 サクサ<6675>が急反騰し、8000円台に乗せた。2006年以来およそ20年ぶりの高値水準となる。19日の取引終了後、英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)が新たにサクサの株式について5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが集まっている。関東財務局に提出した大量保有報告書によると、保有割合は5.03%。報告義務発生日は2月12日。保有目的は「純投資及び重要提案行為等を行うこと」としている。 ■エイジス <4659> 4,435円 +325 円 (+7.9%) 11:30現在 エイジス<4659>がカイ気配スタートで水準を切り上げる展開。流通小売業向けに棚卸代行などをはじめとするリテイルサポート事業を主力展開するが、エイジスの創業家に関するオーナー企業である斉藤ホールディングスが、TOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指している。実質的にはMBO(マネジメントバイアウト)の色彩が強い。TOB価格は4450円で前日終値を8%強上回る水準(買い付け期間はきょうから4月6日まで)となる。 ■大崎電気工業 <6644> 1,673円 +88 円 (+5.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位 大崎電気工業<6644>が3連騰し昨年来高値を更新している。19日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、最終利益を36億円から52億円(前期比48.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を18円から28円へ引き上げ年間配当予想を45円(前期22円)としたことが好感されている。第3四半期に、海外計測制御事業における中東・アフリカ地域からの撤退に伴う事業撤退損20億4000万円を特別損失として計上する一方、第4四半期に不動産の売却による固定資産売却益約60億円を特別利益として計上することが要因。なお、売上高980億円(同0.9%増)、営業利益58億円(同1.7%増)は従来見通しを据え置いている。同時に、上限を150万株(自己株式を除く発行済み株数の3.36%)、または25億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月20日から9月30日までで、資本効率の向上による更なる株主還元の強化を図ることが目的としている。 ■クボタ <6326> 3,053円 +20 円 (+0.7%) 11:30現在 クボタ<6326>が底堅い。米農機メーカーのディア&カンパニーが19日に第1四半期(25年11月~26年1月)決算発表にあわせ、通期の純利益予想を上方修正し、同社株は急騰した。ディアはグローバル全体では大規模農業分野で課題が継続しているとしながらも、小規模農業や建設分野では需要の回復が持続しているとの見方を示している。米国でトラクターの販売を手掛けるクボタにとっては、競合のディア株の急騰が株価のサポート要因となったようだ。芝刈機や刈払機などを展開するやまびこ<6250>も堅調に推移している。 ■クスリアオキ <3549> 4,037円 +19 円 (+0.5%) 11:30現在 クスリのアオキホールディングス<3549>が続伸している。この日、関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資ファンド、オアシス・マネジメントの株式保有割合が10.70%から14.02%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「ポートフォリオ投資及び株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は2月12日となっている。 ■住友ファーマ <4506> 2,556.5円 -376.5 円 (-12.8%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ 住友ファーマ<4506>は荒れた値動き、カイ気配スタートで寄り後早々に200円高の3133円まで上値を伸ばす場面があったが、その後は値を消し大きく下値を探る状況に。前日に厚生労働省の専門部会が、同社のパーキンソン病向け治療薬候補「アムシェプリ」などⅰPS細胞を活用した再生医療製品の製造販売を了承したことが材料視されたが、株価は2月中旬以降マドを開けて買われるなど人気化していたことで、目先筋の利食い急ぎの動きが反映されたようだ。また、大阪大学発バイオベンチャーのクオリプス<4894>が開発しているiPSを活用した心不全向け心細胞シート「リハート」も同日に製造販売が了承された。しかし、クオリプスも前日までに株価を大きく上昇させていたことから、きょうは上値を買い進む主体が見当たらず大幅安に売り込まれる展開となっている。治療に関するiPS細胞製品の実用化は世界初となるだけに、いずれも注目度が高かったが、期待を先に織り込んだ分の反動が出たようだ。 ■明和産業 <8103> 924円 -39 円 (-4.1%) 11:30現在 明和産業<8103>は3日ぶり反落。19日取引終了後、既存株主である三菱商事<8058>とAGC<5201>、日本マスタートラスト信託銀行(三菱ケミカル株式会社退職給付信託口)による株式売り出しを実施すると発表した。売り出し株数は680万株で、需要状況に応じて上限102万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。売り出し価格は3月2~6日のいずれかの日に決定する。これを受け、株式需給の悪化が懸念されている。 ■東京エレクトロン <8035> 43,320円 -1,310 円 (-2.9%) 11:30現在 東京エレクトロン<8035>が反落したほか、アドバンテスト<6857>も下値を探る動きを続けている。前日の米国株市場ではエヌビディア はほぼ横ばいで引けたが、そのほかではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ 、サンディスク が高い一方でマイクロンテクノロジー 、インテル が下げるなど高安まちまちだった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反落となっている。来週25日にエヌビディアの11~1月期決算発表を控えており、その内容を見極めたいとの思惑が買い手控えにもつながっており、東京市場もそのムードを引き継いでいる。もっとも、国内では時価総額の大きい半導体製造装置関連株にも跛行色が見られ、東エレクは前日に史上最高値を更新しているが、アドテストの上値は重く、同日にサイバーセキュリティーインシデントを公表し株価を大きく切り下げた経緯がある。きょうは押し目買いの動きも限定的となりそうだが、この2銘柄は日経平均寄与度の大きい銘柄で全体指数への影響も警戒される。 ■三井住友FG <8316> 5,956円 -173 円 (-2.8%) 11:30現在 三井住友フィナンシャルグループ<8316>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株が軟調に推移している。米資産運用会社のブルー・アウル・キャピタル が一部の個人投資家向けのプライベートクレジットファンドに関し解約の制限を発表。これを受けて19日の米株式市場でブルー・アウル・キャピタルの株価が急落し、影響は他の金融株に及んだ。東京市場において銀行株は米金融セクター安が重荷となり、売りが優勢となっている。 ■INPEX <1605> 3,684円 -35 円 (-0.9%) 11:30現在 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>は軟調。19日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の3月限が前日比1.24ドル高の1バレル=66.43ドルと上昇した。一時、66.90ドルと25年8月初旬以来、6カ月半ぶりの水準に値を上げた。トランプ米大統領は19日、イランへの軍事攻撃について「10日間で明らかになる」と発言。米国とイランの関係緊迫による地政学リスクが高まるなか、原油価格は上昇した。ただ、INPEXは前日まで4日続伸しており、全体相場が下落するなか利益確定売りが優勢となっている様子だ。 ■ステラファーマ <4888> 448円 +59 円 (+15.2%) 11:30現在 ステラファーマ<4888>が動意。日本医療研究開発機構がきょう、「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業」に、ステラファの切除不能な進行再発食道癌に対するBNCT用ホウ素医薬品の開発を採択したと発表した。ステラファも同日午前10時30分ごろ、3年間での補助限度額が最大2億8000万円に上ると開示しており、上昇率が15%を超えた。 ■エスポア <3260> 625円 +51 円 (+8.9%) 11:30現在 エスポア<3260>が続急騰している。19日の取引終了後、成功報酬1億2100万円の不動産コンサルティング契約を同日に締結したと発表しており、好感した買いが入っている。今期業績に与える影響は確定した段階で開示する。同社は今期業績予想を公開していないが、25年2月期の連結売上高は3億600万円だった。 ●ストップ高銘柄 アーキテクツ <6085> 1,772円 +300 円 (+20.4%) ストップ高 11:30現在 東京衡機 <7719> 480円 +80 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在 栄研化学 <4549> 3,050円 +504 円 (+19.8%) ストップ高 11:30現在 アイビーシー <3920> 923円 +150 円 (+19.4%) ストップ高 11:30現在 など、4銘柄 ●ストップ安銘柄 イーディーピー <7794> 1,273円 -400 円 (-23.9%) ストップ安売り気配 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース