午後:債券サマリー 先物は反落、日銀オペの弱い結果を受けマイナス圏に沈む
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18日の債券市場で、先物中心限月3月限は6営業日ぶりに反落。朝安後に切り返す場面があったものの、この日に日銀が実施した国債買いオペ結果で需給の緩みが意識されるとマイナス圏に沈んだ。 17日の米長期債相場が小反落(金利は上昇)した流れを引き継ぐ形で始まったが、16日夕に行われた高市早苗首相と日銀の植田和男総裁の会談が日銀の早期利上げ観測を強める内容ではなかったことが引き続き相場を下支え。前日に日本公認会計士協会が長期間の保険契約を持つ生保に認められている「責任準備金対応債券」について、一定の条件を満たした場合は「満期保有目的の債券に準ずるものとして取り扱う」とし、減損処理の適用対象としない方針を公表したこともポジティブ視され、債券先物は午前9時20分すぎに一時132円96銭まで上伸した。ただ、前日まで債券買いが続いていたことから反動売りが出やすかったほか、日経平均株価の急反発が重荷となり次第に伸び悩み。日銀オペで「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が4.02倍(前回は2.32倍)と、投資家の売り意欲の強さが明らかになると先物は水準を切り下げる展開。「同25年超」の応札倍率も弱めの結果で、午後2時20分すぎには132円38銭まで下押した。 先物3月限の終値は前日比11銭安の132円48銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ2.135%で推移している。 出所:MINKABU PRESS