午後:債券サマリー 先物は反落、日銀オペは弱めの結果に
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29日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。衆議院選挙での自民党の勝利観測から財政悪化が警戒されたほか、この日に日銀が実施した国債買いオペ結果が弱めとなったことが影響した。 日本経済新聞電子版などは28日夜、2月8日投開票の衆院選の序盤情勢調査で、自民党の議席数が単独過半数にあたる233議席を上回る見通しだと報道。高市早苗首相は26日の党首討論会で、消費税減税の実施時期について「できるだけ早期に引き下げたい」と述べており、選挙後の財政拡張懸念から売りが先行。また、為替が円安方向に振れたことから日銀の利上げペースを速める可能性が意識された面もあった。午後に明らかとなった日銀オペの結果は、「残存期間3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「物価連動債」の応札倍率がいずれも前回を上回り、売り意欲の強さが示されたことから債券先物は一段と下げ幅を拡大。午後0時40分ごろに131円41銭をつけたあとは下げ渋ったものの戻りは限定的だった。 先物3月限の終値は前日比20銭安の131円52銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日に比べて0.010%高い2.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS
