午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利2.285%に上昇
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27日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。衆院選の公示日を迎え改めて財政悪化が懸念されたほか、時間外取引で米長期金利が上昇したことから売りが優勢だった。 高市早苗首相は26日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会で、消費税減税の実施時期について「できるだけ早期に引き下げたい」と発言。衆院選を巡って与野党ともに消費税減税を公約に掲げていることで、財政拡張を意識した売りが出やすかった。また、米当局が為替介入の前段階となるレートチェックを行ったとみられる23日以降、日米協調介入を警戒して続いていた円買いが一服したことも影響したもよう。市場の一部では協調介入の見返りとして日銀による早期の追加利上げが求められるのではとの観測が浮上しているようだった。27~28日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて積極的な買いが入りにくいなか、時間外での米金利上昇が重荷となる形で債券先物は引け間際に131円19銭をつける場面があった。 先物3月限の終値は前日比32銭安の131円23銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.050%高い2.285%で推移している。 出所:MINKABU PRESS
