株価指数先物【昼】 25日線水準での押し目狙いのロング対応
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日経225先物は11時30分時点、前日比570円安の5万0430円(-1.11%)前後で推移。寄り付きは5万0630円と、シカゴ日経平均先物清算値(5万0570円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。開始直後につけた5万0640円を高値に下へのバイアスが強まり、終盤にかけて5万0230円まで下げ幅を広げる場面もみられた。ただし、前日に突破した25日移動平均線(5万0270円)水準では押し目待ち狙いのロングが入りやすく、売り一巡後はやや下げ幅を縮めている。 ソフトバンクグループ<9984>[東証P]がリバウンドをみせて日経平均型を支えている。一方で、アドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]の下げが重荷になった。米上院議員が超党派で提出した法案によって、エヌビディアが最先端のAI半導体の対中輸出を阻止される見通しと報じられ、嫌気売りにつながったようである。ただ、日経225先物は25日線での底堅さがみられており、ショートを仕掛けにくい状況であろう。そのため、同水準では押し目狙いのロング対応とみておきたい。 NT倍率は先物中心限月で15.02倍と横ばいで推移している。14.96倍に低下する場面もみられたが、終盤にかけて切り返している。アドバンテストなどが売られるなかで大きなトレンドは出にくいと考えられるが、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いのポジションを組成する動きが意識されそうだ。 株探ニュース
