午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利は1.815%に上昇
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28日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。夜間取引で下落した流れを引き継いだ。 前日のニューヨーク市場は感謝祭の祝日で休場。欧州の債券相場は小動きとなった。外部環境に手掛かり材料が乏しいなか、国内では日銀の利上げ観測がくすぶった状況にあり、円債相場の重荷となった。総務省が28日に発表した11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比で2.8%上昇した。円債相場の反応は限られた。財務省は同日午前、2年債入札の実施を通知した。市場では無難な結果になるとの見方が優勢となっている。 先物12月限は前営業日比15銭安の134円99銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は0.020ポイント高い1.815%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS
