東京株式(前引け)=大幅続伸、一時1000円超の上昇みせる場面も

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市況

 26日前引けの日経平均株価は前営業日比946円05銭高の4万9605円57銭と続急伸。前場のプライム市場の売買高概算は11億3792万株、売買代金概算は2兆8983億円。値上がり銘柄数は1413、対して値下がり銘柄数は154、変わらずは44銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は先物を絡め日経平均が一気に水準を切り上げた。前日の米国株市場でNYダウが一時700ドルを超える上昇を示すなどリスクオンに傾いたことから、これに追随する形で上値指向を強めている。朝方に高く始まった後は、前日とは真逆の値動きで次第高の展開となった。日経平均寄与度の高い値がさ株への買い戻しが顕著で全体を押し上げ、一時は1000円を上回る上昇を示した。値上がり銘柄数は1400を上回り、プライム市場の88%の銘柄が上昇するほぼ全面高様相となった。

 個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984.T>が満を持しての切り返しで1000円を超える上昇。フジクラ<5803.T>、ディスコ<6146.T>などが大きく買われ、三菱重工業<7011.T>も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも水準を切り上げた。このほか、M&A総研ホールディングス<9552.T>、GMOインターネットグループ<9449.T>、KLab<3656.T>などが急騰を演じた。半面、キオクシアホールディングス<285A.T>は大商いも株価は急落し下値模索を続けたほか、三井海洋開発<6269.T>も軟調。イビデン<4062.T>も売りが目立つ。ディア・ライフ<3245.T>、ツルハホールディングス<3391.T>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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