明日注目すべき【好決算】銘柄 ミタチ産業、ニッケ、ソフト99 (21日引け後 発表分)

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 11月21日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ミタチ産業 <3321> [東証S]  ★今期経常を一転7%増益に上方修正・3期ぶり最高益、配当も10円増額
 ◆26年5月期の連結経常利益を従来予想の23.5億円→25.5億円に8.5%上方修正。従来の減益予想から一転して7.3%増益を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自動車分野における販売や民生分野のEMS(電子機器受託生産)の受注が堅調に推移していることが要因。経費抑制の進展も利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、上期配当を従来計画の30円→40円(前年同期は25円)に大幅増額修正した。年間配当は70円になる。配当利回りは4.17%に上昇。

 ニッケ <3201> [東証P]  ★今期配当を5円増額修正、自社株消却も発表
 ◆25年11月期の年間配当を従来計画の42円→47円(前期は40円)に増額修正した。業績の進捗状況や中期経営計画で掲げる株主還元方針を踏まえ、株主への利益配分を増やす。権利付き最終日を26日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
  併せて、自社株200万株(発行済み株式数の2.62%)を11月28日付で消却すると発表。

 ソフト99 <4464> [東証S]  ★今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益、配当も47円実施へ
 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の38.2億円→43.5億円に13.9%上方修正。従来の減益予想から一転して2.9%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。ファインケミカル部門でのガラスケア製品やポーラスマテリアル部門での産業分野を中心とした利益率の高い製品の好調な販売が継続することを織り込んだ。
  MBOが不成立となったことを踏まえ、無配としていた年間配当は47円(前期は43円)実施する方針とした。

株探ニュース

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