安永が一時S高、国内・北米向けエンジン部品需要が想定上回り今期業績・配当予想を増額修正
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安永<7271.T>が一時ストップ高となる前営業日比150円高の1013円に買われ、年初来高値を更新した。同社は前週末14日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。これにあわせ26年3月期の業績・配当予想を増額修正しており、材料視された。今期の売上高予想は従来の見通しから6億円増額して333億円(前期比5.8%増)、最終利益予想は3億円増額して10億円(同34.7%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転して増益を計画する。また、期末配当予想を2円増額して7円とした。年間配当予想は14円(前期比1円増配)となる。国内や北米市場向けでエンジン部品事業での需要が想定を上回る見込みとなった。一部顧客の投資計画の見直しにより、低稼働となっていた生産設備の投資回収のメドがついたことも採算性を向上させる。9月中間期は売上高が163億2400万円(前年同期比11.1%増)、最終利益が5億9800万円(同10倍)だった。 出所:MINKABU PRESS
