午前:債券サマリー 先物は横ばい、朝高後に値を消す

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市況

 13日の債券市場で、先物中心限月12月限は横ばい。前日の米債券高を手掛かりに買われる場面もあったが、朝方に一時135円95銭まで上伸したあとは値を消す展開となった。

 米民間雇用サービス会社が11日に発表した雇用関連指標で米労働市場の減速が示されたことを背景に、12日の米長期債相場が3営業日ぶりに反発(金利は低下)した流れが東京市場に波及した。ただ、足もとで進む円安が将来的なインフレ高進につながるとの見方から債券買いは続かず。「米議会下院は12日夜、6週間に及ぶ連邦政府の一部閉鎖を終結させるためのつなぎ予算案を可決した」ことが伝わり、日経平均株価が強含むと債券先物は135円82銭とマイナス圏に沈む場面があった。なお、きょうは財務省による5年債入札が実施される。

 午前11時の先物12月限の終値は、前日と同じ135円86銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ1.685%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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