ソニーGが後場一段高、音楽分野好調で関税の影響試算額減少し今期業績予想引き上げ
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ソニーグループ<6758.T>が後場一段高。同社は11日正午、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。継続事業ベースでの今期の最終利益予想を従来の見通しから800億円増額して1兆500億円(前期比1.6%減)に引き上げており、好感されたようだ。 売上高予想は3000億円増額して12兆円(同0.3%減)に見直した。ゲーム&ネットワークサービス分野と音楽事業で売上高予想を引き上げた。関税影響試算額の減少による影響や、イメージング&センシング・ソリューション分野でのコスト減少による効果などが利益を押し上げる。下期の想定為替レートは1ドル=145円前後、1ユーロ=164円前後とした。加えて、同社は取得総数3500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.59%)、取得総額1000億円を上限とする自社株の取得枠を設定すると発表。取得期間は12日から26年5月14日までとする。 9月中間期は売上高が5兆7295億2200万円(前年同期比3.5%増)、最終利益が5704億5200万円(同13.7%増)となった。 出所:MINKABU PRESS
