午前:債券サマリー 先物は反発、前日までの下落で値ごろ感を意識

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市況

 11日の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。前日まで3日続落していたことから値ごろ感が意識され、自律反発狙いや持ち高調整の買いが入りやすかった。

 米国で続く政府機関の一部閉鎖が近く解除されるとの見方が広がっているものの、国内債券市場はある程度織り込み済みといった様子。10日に実施された米3年債入札が堅調な結果となったことを背景に、同日の米長期金利が上昇幅を縮小したこともあって円債に買いが先行した。日経平均株価が続伸した影響は限定的で、債券先物には打診買いが断続的に入り、午前10時10分すぎに135円77銭をつける場面があった。なお、きょうは財務省による30年債入札が実施される。

 午前11時の先物12月限の終値は、前日比8銭高の135円71銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ1.695%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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