午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高が波及 長期金利1.675%に低下

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市況

 7日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反発した。前日のニューヨーク市場で長期債相場が上昇(金利は低下)し、円債相場に影響が波及した。株安の進行も債券選好姿勢を後押しした。

 米国市場では民間の労働関連指標により企業の人員削減数が大幅に増加したことが明らかとなり、投資家心理が下向いた。米ハイテク株が再び調整色を示したことを受け、安全資産とされる米国債に資金を振り向ける流れとなった。7日の日経平均株価は米株安を受けて下げ幅が1000円を超え、5万円を割り込んでおり、円債相場には支援材料となった。財務省は同日午前、流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)を通知した。

 先物12月限は前営業日比8銭高の135円97銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い1.675%で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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