大同特鋼が後場急伸、上期決算は従来予想上回り増収増益で着地

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 大同特殊鋼<5471.T>が後場に入り急伸している。午前11時40分ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高2844億9900万円(前年同期比0.4%増)、営業利益184億6400万円(同1.1%増)、純利益129億3700万円(同6.5%増)となり、売上高2750億円、営業利益125億円、純利益80億円を見込んでいた従来予想を大きく上回って着地し増収増益となったことが好感されている。

 自由鍛造品の舶用バルブの需要が想定を上回ったことに加えて、中国レアアースの輸出規制の強化に伴いジスプロシウム、テルビウムなどの重希土類フリーが特徴である同社の磁石製品への需要が増加した。また、為替水準が円安で推移したことや、経費圧縮などのコスト削減を一層進めたことなども寄与した。

 同時に、従来未定としていた26年3月期通期業績予想を発表。売上高5650億円(前期比1.7%減)、営業利益330億円(同16.3%減)、純利益235億円(同17.0%減)とした。また、同じく未定としていた期末配当予想を27円(前年同期26円)とし、年間配当予想を49円(前期47円)と発表した。

出所:MINKABU PRESS

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