明日の為替相場見通し=米CPIの結果待ち

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為替

 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、24日に発表される予定の9月分の米消費者物価指数(CPI)の結果待ちといった様相になりそうだ。予想レンジは1ドル=152円00銭~153円00銭。

 高市早苗政権が発足したばかりとあって、日銀が今月29~30日に開く金融政策決定会合での利上げ観測が後退しており、23日の東京市場では円売り・ドル買いが優勢だった。ただ、米中対立の激化懸念が再燃していることが気がかり。米労働省は24日午前8時半(日本時間午後9時半)に9月CPIを公表するとしており、次第に模様眺めムードが広がりそうだ。

 一方、国内では高市早苗首相が24日の衆院本会議で所信表明演説をする予定だ。一部で「防衛費を27年度に国内総生産(GDP)比2%に増額する目標に関し、25年度中に前倒しすることを表明する見通し」と報じられているが、財政拡張的な話が出るようだと円が売られる展開となるだろう。

出所:MINKABU PRESS

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