東京株式(前引け)=前日比450円安、半導体関連や銀行株が安い

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市況

 17日前引けの日経平均株価は前日比450円43銭安の4万7827円31銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億282万株、売買代金概算は2兆5214億円。値上がり銘柄数は431、値下がり銘柄数は1126、変わらずは58銘柄だった。

 日経平均株価は反落。前日の米株式市場は、NYダウは301ドル安の4万5952ドルと下落した。米地銀の信用不安を背景に金融株を中心に値を下げたほか、米中貿易摩擦も懸念された。また、為替相場は1ドル=150円00銭近辺へ円高が進行した。これを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。前日までの2日間で日経平均株価が1400円あまり上昇したことから、利益確定売りも膨らみ一時500円を超える下落となった。相場のけん引役となってきた半導体関連などハイテク株が軟調となった。大手銀行株も安い。ただ自民党と日本維新の会の連立協議の進展に対する期待もあり売り一巡後はやや下げ渋った。

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>やディスコ<6146.T>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も値を下げた。フジクラ<5803.T>やトヨタ自動車<7203.T>が軟調だった。半面、三菱重工業<7011.T>や任天堂<7974.T>が買われ、住友金属鉱山<5713.T>やHOYA<7741.T>が上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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