ジー・スリーが大幅反発、25年8月期は営業赤字幅が大幅縮小で着地
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ジー・スリーホールディングス<3647.T>が大幅高で5日ぶりに反発している。14日の取引終了後に発表した25年8月期連結決算が、売上高6億600万円(前の期比2.3倍)、営業損益2億9900万円の赤字(前の期6億6600万円の赤字)、最終損益3億1500万円の赤字(同7億4200万円の赤字)と赤字幅を大きく縮小して着地したことが好感されている。 販売用不動産として保有していた太陽光発電所1基の売却が完了したことにより売上高が拡大した。また、前の期に棚卸資産評価損及び特別損失を計上していた反動も働いた。なお、26年8月期業績予想は、合理的な算定が困難であるとして非開示としている。 あわせて、再生可能エネルギー関連商材としてポータブル蓄電池の販売事業を開始すると発表しており、これも好材料視されているようだ。各種メーカーのポータブル蓄電池を取り扱うため、複数の仕入先、代理店などと協力しながら事業を進めるとともに、OEM製造によるオリジナルのポータブル蓄電池の開発も模索し事業を拡大させる方針という。 出所:MINKABU PRESS