10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証スタンダード上場企業では742銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。 下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期経常利益が前期比20%以上増益、(4)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは3日現在) 3日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。 最低投資 ┌ 経常利益┐ コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR <9980> MRKHLD 9400 57.6 1100 0.65 <8202> ラオックス 16500 90.3 430 0.71 <7795> KYORIT 20200 25.8 1440 0.50 <7277> TBK 32900 224 1000 0.34 <9380> 東海運 33700 21.1 895 0.55 <6629> Tホライゾン 40600 171 950 0.59 <7442> 中山福 41200 58.9 780 0.36 <9514> エフオン 43100 45.1 1600 0.49 <8508> Jトラスト 43300 42.2 11900 0.38 <1848> 富士PS 51900 51.6 1290 0.75 <6493> NITTAN 53800 29.2 2450 0.54 <7987> ナカバヤシ 58300 43.4 3175 0.56 <5984> 兼房 67500 41.4 1000 0.32 <6262> ペガサス 68900 51.8 2360 0.55 <1420> サンヨーH 70800 54.2 1800 0.53 <6470> 大豊工業 72800 153 2300 0.31 <2877> 日東ベスト 73800 76.5 900 0.56 <7266> 今仙電機 74400 135 1200 0.32 <7885> タカノ 75900 61.0 850 0.37 <7212> エフテック 76500 103 6200 0.29 <3571> ソトー 76900 1448 480 0.65 <8841> テーオーシー 82800 30.3 2500 0.72 <6930> 日本アンテナ 84900 71.4 900 0.57 <8416> 高知銀 88000 55.2 1900 0.20 ※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。 ※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。 株探ニュース