東京株式(大引け)=832円高と大幅続伸、半導体関連など買われ最高値更新

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市況

 3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸。前日の米株式市場が上昇したことが追い風となり、半導体などハイテク株が買われ、日経平均株価は最高値を更新した。

 大引けの日経平均株価は前日比832円77銭高の4万5769円50銭。プライム市場の売買高概算は23億10万株。売買代金概算は5兆2077億円となった。値上がり銘柄数は1241と全体の約76%、値下がり銘柄数は320、変わらずは55銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが78ドル高となり、ナスダック指数やS&P500種株価指数も値を上げ、主要3指数がそろって最高値を更新した。米追加利下げへの期待が強くハイテク株などが上昇した。これを受けた東京市場も、日経平均株価は値を上げてスタート。AI関連の半導体関連株を中心に買いが流入した。ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>などが買われ日経平均株価を押し上げた。先物を中心に海外投資家とみられる買いが流入した。4日の自民党総裁選が意識されるなか、午後に入ってからは高値圏での一進一退が続いたが、大引けにかけ値を上げ、日経平均株価は9月25日につけた最高値(4万5754円)を6営業日ぶりに更新した。

 個別銘柄では、東京エレクトロン<8035.T>が買われ、キオクシアホールディングス<285A.T>は連日の急騰。ソシオネクスト<6526.T>やルネサスエレクトロニクス<6723.T>、SUMCO<3436.T>が値を上げた。米オープンAIとの提携が報道された日立製作所<6501.T>が大幅高となり、東京電力ホールディングス<9501.T>やJX金属<5016.T>が上昇した。三菱重工業<7011.T>や富士通<6702.T>、トヨタ自動車<7203.T>が高い。

 半面、ディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>は安く、サンリオ<8136.T>や任天堂<7974.T>、川崎重工業<7012.T>が値を下げた。KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>やSCREENホールディングス<7735.T>も軟調。良品計画<7453.T>やアサヒグループホールディングス<2502.T>、ニトリホールディングス<9843.T>が売られた。

出所:MINKABU PRESS

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