<動意株・1日>(前引け)=アプリックス、中国電、Tアルファ

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材料

 アプリックス<3727.T>=一時ストップ高。同社は9月30日取引終了後、国内の大手小売事業者とリテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」のロケーションオーナー契約を締結し、同事業者の店舗で10月中にもサードパーティアプリを通じた広告配信を開始すると発表。これが材料視されているようだ。BRIDGE ADは、ビーコンが設置されている場所(ロケーション)と、広告配信アプリをつなぎ、広告主がターゲットとなる消費者や地域、場所を組み合わせて、最適なタイミングで広告を配信できるプラットフォーム。同社は今後、大手小売事業者やサードパーティアプリ事業者との連携を強化するほか、BRIDGE ADのビジネスモデル改善にも継続的に取り組むとしている。

 中国電力<9504.T>=大幅反発。同社は9月30日取引終了後、グループ経営ビジョン2040を策定したと発表。連結経常利益目標を31年3月期に1100億円(26年3月期予想850億円)、41年3月期に1600億円としていることが好材料視されているようだ。総販売電力量は31年3月期に600億キロワットアワー(同574億キロワットアワー)、41年3月期に700億キロワットアワーに設定。国内電気事業ではビジネスモデルを従来型の電力供給からソリューション提供に転換するとともに、電力取引市場などを活用した電源の価値最大化を目指すとしている。

 テクノアルファ<3089.T>=急動意。ここ1100円近辺のもみ合いを続けてきたが満を持して上放れた格好に。同社はパワー半導体の製造装置であるワイヤボンダーなどの販売を主力に展開する。足もとの業績は極めて好調に推移しており、前日取引終了後に発表した25年11月期第3四半期(24年12月~25年8月)業績は売上高が前年同期比14%増の30億3000万円、営業利益が同5.1倍の4億6600万円と急拡大した。6~8月期に売上高が前年同期比倍増近い伸びとなるなど好調が際立っており、利益の押し上げに貢献した。好決算を好感する形で投資資金が集中している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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