外為サマリー:一時148円20銭台に上伸、日銀短観後にドル買い・円売り流入
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1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円11銭前後と前日の午後5時時点に比べ5銭程度のドル高・円安となっている。 9月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円90銭前後と前日に比べ70銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米政府機関の閉鎖懸念や低調な米経済指標を受けて一時147円65銭まで軟化した。 この日の東京市場は、日銀が朝方発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)をきっかけにドル買い・円売りが流入。大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はプラス14と前回(6月調査プラス13)から改善したものの、市場では予想の範囲内と受け止められているようだ。前日に米長期金利が小幅ながら上昇したこともドルの支えとなり、午前9時40分すぎには148円23銭まで上伸する場面があった。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1736ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=173円82銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS