外為サマリー:148円70銭台へ下落、日米金利差縮小の観測からドル軟調

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為替

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円77銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円00銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=174円48銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では149円40銭前後で推移していたが、その後はドル安・円高が進行。午前11時過ぎに149円ラインを割り込み、午後に入り148円90銭前後の一進一退が続いたが、午後2時30分以降、再びドルは下落した。前週末26日に発表された米8月米個人消費支出(PCE)物価指数は市場予想と一致する結果となり、米利下げに対する期待が強まり時間外の米長期金利は低下。日米金利差縮小の観測からドル売り・円買いが強まった。午後には日銀の野口旭審議委員の講演があったが、ハト派色は薄い内容との見方からドル安要因となったようだ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1728ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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