大同メが7年ぶり4ケタ大台乗せ、AIデータセンター発電機特需で物色人気化もPBRは0.6倍台と超割安圏

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 大同メタル工業<7245.T>が全般弱地合い悪に抗しマドを開けて買われ、2018年8月以来約7年1カ月ぶりとなる1000円大台を回復した。軸受けメタルの専業メーカーで自動車用エンジンを筆頭に幅広い分野で世界屈指の商品競争力を誇る。業績もここ数年来好調を極め、売上高の過去最高更新を続ける一方、営業利益も26年3月期は前期比2ケタ成長を予想し、過去最高を記録した12年3月期以来14年ぶりの高水準に達する見通しにある。同社はAIデータセンターを含むデータセンター向けの発電機用軸受けが新たな収益牽引役となっている。発電機は非常用向けが主であったが、AIデータセンターなど電力需要の膨大化を背景に常用でもニーズが発現しているもようで、同社の収益チャンスが高まっている。もとより、PER13倍台、PBRは0.6倍台と投資指標面からイレギュラーな安値水準にあり、一段の上値余地が意識されやすい。

出所:MINKABU PRESS

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