続伸、米PCE落ち着きによるドル安や米政府機関の閉鎖懸念から=NY金概況
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NY金先物12 月限(COMEX)(終値) 1オンス=3809.00(+37.90 +1.01%) 金12月限は続伸。時間外取引では、8月の米個人所得・支出、PCE価格指数の発表を控えるなか、10ドル超の上げ幅を維持した。日中取引では、8月の米個人所得・支出が事前予想を上回ったが、PCE価格指数は事前予想通りとなったため、年内の米追加利下げ観測再燃でドルが反落となり、序盤から上げ幅を拡大した。序盤で買いが一巡すると、利食い売りなどで上げ幅を縮小。しかし、9月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が事前予想を下回ったことに加え。米政府機関の閉鎖懸念が強く、米雇用統計など、米経済指標の発表の遅延の不安もあり、金を安全資産として買う動きが強く、買い意欲は衰えず、37ドル超の上げ幅を維持して引けた。 MINKABU PRESS