米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時149円90銭台に上伸
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25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円80銭前後と前日と比べて90銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=174円75銭前後と同3銭程度のユーロ安・円高だった。 この日に米商務省が発表した4~6月期の国内総生産(GDP)確定値は、前期比年率3.8%増と改定値の3.3%増から上方修正された。また、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数は21万8000件と、前の週から1万4000件減った。米商務省が発表した8月の耐久財受注が前月比2.9%増と市場予想に反して増加したこともあり、市場では米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに慎重になるとの見方が台頭。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで、ドル円相場は一時149円93銭と8月1日以来となるドル高・円安水準をつけた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1666ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS