米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時148円20銭台に上伸

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為替

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円00銭前後と前日と比べて1円00銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=174円44銭前後と同80銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日に発表された9月のフィラデルフィア連銀景気指数がプラス23.2と8月(マイナス0.3)から改善したほか、前週分の米新規失業保険申請件数が23万1000件と前の週の改定値から3万3000件減少したことで、米景気の底堅さを好感したドル買い・円売りが先行。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が前日の記者会見で今後の追加利下げに慎重な姿勢をみせたこともドルの支えとなり、ドル円相場は一時148円27銭まで上伸した。その後は米長期金利の上昇が一服したことからドル買いの勢いは鈍ったが、NYダウをはじめ米主要株価指数の上昇を手掛かりに堅調に推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1788ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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