東京株式(前引け)=前日比322円高、半導体関連株など買われる

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市況

 12日前引けの日経平均株価は前日比322円15銭高の4万4694円65銭。前場のプライム市場の売買高概算は12億4875万株、売買代金概算は3兆2142億円。値上がり銘柄数は960、値下がり銘柄数は561、変わらずは97銘柄だった。

 日経平均株価は続伸。前日の米株式市場は、NYダウが617ドル高と大幅反発し最高値を更新した。米8月消費者物価指数(CPI)の上昇率は市場予想と一致し米利下げに対する期待が強まった。ナスダック指数も最高値を更新した。米株式市場の上昇を受け、東京市場で日経平均株価が続伸してスタート。半導体関連株などが買われ、一時上昇幅は500円を超えた。ただ、高値警戒感も強まるなか買い一巡後には上昇幅は縮小した。なお、株価指数オプション9月物の特別清算指数(SQ)値は4万5016円28銭だったとみられている。 

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>が連日人気で最高値を更新したほか、東京エレクトロン<8035.T>やキオクシアホールディングス<285A.T>が高い。フジクラ<5803.T>やサンリオ<8136.T>も値を上げた。半面、ディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>が安く、日立製作所<6501.T>、ダイキン工業<6367.T>が軟調。

出所:MINKABU PRESS

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