東京株式(前引け)=続伸、値がさ株買われザラ場の最高値を上回る

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市況

 11日前引けの日経平均株価は前営業日比434円25銭高の4万4271円92銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は9億9151万株、売買代金概算は2兆4299億円。値上がり銘柄数は829、対して値下がり銘柄数は703、変わらずは85銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、日経平均が400円を超える上げ幅で4万4200円台まで上昇。利益確定売りをこなしながら最高値圏で堅調な値動きをみせた。前日の米国株市場で好決算を発表したクラウド大手オラクル<ORCL>が急騰したことを受け、データセンター市場の成長に対する強気の見方が拡大。半導体関連の値がさ株や電線株に買いが流入し、全体指数を押し上げる格好となった。一方、自動車や銀行セクターが軟調だったこともあり、TOPIXは小幅な上昇に。値上がり銘柄数は全体の51%にとどまった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が値を飛ばし、アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>、フジクラ<5803.T>も値上がりした。JX金属<5016.T>やイビデン<4062.T>、キオクシアホールディングス<285A.T>が大幅高。川崎重工業<7012.T>が堅調。ANYCOLOR<5032.T>はストップ高となった。半面、トヨタ自動車<7203.T>が安く、ファーストリテイリング<9983.T>、日立製作所<6501.T>が値下がり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも軟調。MonotaRO<3064.T>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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