ファーマF、前期経常を9%上方修正

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決算

 ファーマフーズ <2929> [東証P] が9月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年7月期の連結経常利益を従来予想の23億円→25億円(前の期は52.4億円)に8.7%上方修正し、減益率が56.2%減→52.4%減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の16億円→3.5億円(前の期は32億円)に78.1%下方修正し、減益率が50.1%減→89.1%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.5億円→18.5億円(前年同期は37億円)に12.1%増額し、減益率が55.4%減→50.0%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年7月期は、研究開発及び医薬品製造で培った製品開発のリソースを最大限活用し、育毛、整腸、耳鳴りのお悩みなど、深い健康ニーズに対する新製品の販売に注力いたしました。特に、連結子会社である明治薬品株式会社(以下、「明治薬品」)が販売する「ラクトロン錠」、「てんらい清流錠」、「シボラナイト」、「ヘルスパンC錠」など、医薬品の新製品を中心に新規顧客獲得が好調に推移し、積極的に広告宣伝への先行投資を行いました。その結果、同社の定期顧客件数は前期末と比べ約2.7倍へと大きく伸長しました。明治薬品で先行投資を強化した一方で、当社単体では、収益性の高い製品への広告投資を優先したことから、当初想定を上回る利益を計上する見通しとなりました。これに伴う法人税等を差し引いた結果、連結決算における親会社株主に帰属する当期純利益は減少する見込みとなりました。

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