アクリートが一時7%高に買われる、シンガポールのIT企業と資本・業務提携に向けて基本合意
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アクリート<4395.T>が続急伸、一時7%高の1135円に駆け上がる場面があった。8月26日に年初来高値1685円をつけたものの、同日に値を崩して大陰線を形成、その後は下値模索の動きを強いられていた。しかし、投げ売りが一巡し25日移動平均線との上方カイ離を解消したところで再び仕切り直しの買いが流入している。スマートフォンのショートメッセージサービス(SMS)の配信代行サービス最大手だが、近年は認証用途で収益機会が広がっており、今3月期業績も営業52%増益と大幅な伸びを見込んでいる。そうしたなか、4日取引終了後、シンガポールのITソリューション企業であるCustIntCoと資本・業務提携に向けて基本合意したことを発表した。アクリートはCustIntCoが提供する音声・顔画像分析サービスを自社製品「ANOTHER AI(アナザーアイ)」として販売展開しており、これに関しCustIntCoのグローバルネットワークの活用や製品のユーザビリティー向上を図る共同開発などにより、相互関係性を強化する目的で今回の提携に至った。これを材料視する買いを呼び込む格好となっている。 出所:MINKABU PRESS