明日注目すべき【好決算】銘柄 六甲バター、キタック、たけびし (29日引け後 発表分) ［訂正］

　8月29日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　六甲バタ <2266> [東証Ｐ]　　★今期最終を2倍上方修正
　◆25年12月期の連結最終利益を従来予想の6億円(非連結)→12億円に2.0倍上方修正した。完全子会社化するミツヤグループ本社などの業績を織り込んだ。第4四半期から連結決算に移行する。

　キタック <4707> [東証Ｓ]　　★今期経常を25％上方修正
　◆25年10月期の連結経常利益を従来予想の2億7700万円→3億4700万円に25.3％上方修正。減益率が29.5％減→11.7％減に縮小する見通しとなった。建設コンサルタント事業で能登半島地震関連を含めて受注が堅調に推移していることを反映した。

　たけびし <7510> [東証Ｐ]　　★上期経常を9％上方修正、配当も2円増額
　◆26年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16.1億円→17.5億円に8.7％上方修正。増益率が2.2％増→11.1％増に拡大する見通しとなった。社会インフラ分野で成長戦略の一つである医療ビジネスが堅調に推移していることに加え、半導体・デバイス分野で電子部品実装機向け産業用パソコンやセキュリティカメラのODMビジネスが増加していることが要因。
　　業績好調に伴い、上期配当を従来計画の31円→33円(前年同期は29円)に増額し、年間配当は68円になる。

株探ニュース