前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■フーディソン <7114>  910円 (+42円、+4.8%)

 フーディソン <7114> [東証G]が大幅高で5日続伸。27日取引終了後、株主優待制度の拡充を発表した。現行では100株以上を保有する「個人株主」を対象としていたが、これに加えて新たに100株以上を保有する「飲食店を営む株主」向けの優待を新設する。半年以上の継続保有の条件に変更はない。来年3月から実施する。

■INPEX <1605>  2,532.5円 (+105円、+4.3%)

 INPEX <1605> [東証P]が大幅反発。27日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の10月限が前日26日比0.90ドル高の1バレル=64.15ドルと上昇した。米エネルギー情報局が発表した石油在庫統計で、原油在庫が予想を上回る減少となり、需給引き締まり観測が浮上し相場を押し上げた。原油価格の上昇を受け、INPEXに買いが流入した。

■フロンテオ <2158>  782円 (+30円、+4.0%)

 FRONTEO <2158> [東証G]が大幅反発。同社は28日午前9時ごろ、信金中央金庫 <8421> [東証]に人工知能(AI)ソリューション「KIBIT Eye(キビットアイ)」の提供を開始したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。キビットアイは、自社開発の特化型AI「KIBIT」(日米特許取得済み)を搭載し、企業におけるリスクの早期発見や不正の予見を支援するAIソリューション。AIが膨大なテキストデータの解析を担うことで、判断基準の属人的なバイアスを排除し、画一的かつ網羅性のチェックを可能にするという。

■フォーシーズ <3726>  646円 (+23円、+3.7%)

 フォーシーズHD <3726> [東証S]が大幅高。同社は27日の取引終了後、暗号資産投資・Web3.0事業に関し、シンガポールのサンダーボルトアドバイザーズ社とアドバイザリー契約を締結すると発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。ビットコインを企業財務資産として導入することや、Web3.0を活用した事業戦略に関するコンサルティング及び助言サービスの提供を目的とする。

■サンリオ <8136>  7,717円 (+267円、+3.6%)

 サンリオ <8136> [東証P]が4日ぶり大幅反発。SBI証券が27日、サンリオの目標株価を9420円から1万円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続している。「ハローキティ」では前年の50周年施策が奏功し、ブランディングの再構築が進展して人気が再燃していると分析。「クロミ」などサンリオキャラクター全体の人気が高まっており、良好なモメンタムが継続すると予想する。同証券はサンリオの27年3月期営業利益予想を従来の801億2000万円から851億6200万円に引き上げた。

■Tホライゾン <6629>  424円 (+14円、+3.4%)

 テクノホライゾン <6629> [東証S]が3日ぶり大幅反発。27日の取引終了後、X線検査装置の「TI-Xシリーズ」にAI技術を駆使した高速検査機能をオプション搭載して提供を開始すると発表。今後の検査装置の販売拡大を期待した買いが入ったようだ。製造業でのX線CT検査では画像品質を確保するため長時間の撮影プロセスが不可欠となっており、全数検査の実施が困難になったり、検査工程がボトルネックになったりする課題が存在していた。AI機能の搭載により、撮影時間を大幅に短縮するとともに、検査に必要な画像品質を維持し、安定した精度での自動検査を実現する。

■SOMPO <8630>  4,824円 (+152円、+3.3%)

 SOMPOホールディングス <8630> [東証P]が3日ぶり大幅反発。27日取引終了後、子会社を通じて米同業のアスペン・インシュアランス・ホールディングス  を買収すると発表した。アスペン社の普通株式を1株当たり37.5ドル、総額約34億8000万ドル(約5195億円)で取得する。2026年上半期の買収手続き完了を目指す。この買収は友好的なもので、両社とも取締役会において全会一致で賛同しているという。今後の業績貢献を期待した買いが入った。

■デジタルHD <2389>  1,847円 (+58円、+3.2%)

 デジタルホールディングス <2389> [東証P]が大幅高で4日続伸。グループのオプトは28日、デジタルマーケティング会社のLANY(東京都渋谷区)と共創し、人工知能(AI)時代の検索体験の最適化を目指す統合型検索コンサルティングサービスの提供を開始すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。このサービスは、自社サイトのSEM(リスティング広告やSEO)及びLLM(大規模言語モデル)への対応状況を専門のコンサルタントが多角的に分析し、SEMやLLMO(大規模言語モデル最適化)対応の戦略策定及び実行支援を行うもの。AI時代の新たな検索体験に最適化するための課題の洗い出し、その課題解決に向けた戦略の立案から実行までを専門のコンサルタントが伴走するという。

■SBG <9984>  15,910円 (+495円、+3.2%)

 ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が大幅続伸。米エヌビディア  が決算発表を受け時間外で売られたことを受け、寄り付きは若干売りが先行したものの、その後はショートカバーの動きが顕著となりプラス圏に切り返した。エヌビディアの5-7月期売上高は前年同期比56%増、最終利益も同59%増といずれも市場コンセンサスを上回る高水準の伸びを達成した。データセンター部門の売上高はコンセンサスに若干未達だったものの、ほぼ想定通りの数字で業績内容については申し分がなかった。8-10月期の売上高ガイダンスについてもレンジ予想の中心値が事前予想を上回っていた。エヌビディアの株価は決算発表前に上昇していたこともあって時間外で下落したが、東京市場への影響は限られていた。特に、AI関連の象徴株であるととともに、日経平均寄与度の大きいソフトバンクGはプライム市場で断トツの商いをこなして上昇した。

■ULSグルプ <3798>  7,490円 (+180円、+2.5%)

 ULSグループ <3798> [東証S]が3日続伸。27日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を10株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。

■三菱商 <8058>  3,311円 (+60円、+1.9%)

 三菱商事 <8058> [東証P]が3日ぶり反発。同社は28日正午前に、ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社の米バークシャー・ハサウェイ  の完全子会社、ナショナル・インデムニティー・カンパニーによる議決権ベースでの保有割合が3月10日時点の9.74%から10.23%に上昇したと発表。投資マネーを誘発する要因となったようだ。ナショナル・インデムニティー・カンパニーは三菱商の筆頭株主となっている。

■大林組 <1802>  2,390円 (+42円、+1.8%)

 大林組 <1802> [東証P]が続伸。SMBC日興証券が27日、大林組の目標株価を2550円から2700円に引き上げた。投資評価は最上位の「1」を継続している。建築部門を中心に受注高や完成工事総利益率は上昇傾向が続くと想定。継続的な自社株買いの実施も予想する。同証券は大林組の27年3月期営業利益予想を従来の1280億円から1380億円に増額修正した。

■新日本科学 <2395>  1,666円 (+25円、+1.5%)

 新日本科学 <2395> [東証P]が4日ぶり反発。同社は27日の取引終了後、持ち分法適用会社の新日本科学Tassoの自己採血デバイス「TS採血キット」が薬機法に基づき管理医療機器としての認証を得たと発表しており、材料視した買いが入った。今回の認証取得で日本市場へ正式に流通できるようになり、医療機関などへの導入の加速が見込まれる。年内の販売を予定する。新日本科学Tassoは新日本科学と米Tassoとの合弁事業会社として設立。Tassoが開発した自己採血デバイスの輸入と日本国内における独占販売権を持つ。

※28日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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